kakinagu-l

主にプレイしたゲームの感想を備忘録的に書き殴ります。ネタバレに配慮ありません。

Collar×Malice 感想4(白石景之)

個別キャラ感想

感想3からの続きです。

 

白石景之(cv.木村良平

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※「Collar×Malice」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社およびデザインファクトリー株式会社に帰属します。

 

ロジカルモンスターもどき。猫耳プロファイラー。

 

まさか乙女ゲーム内で海堂尊氏の名前を見るとは思わなかった……(第一声がそれ)

ところで、上で「ロジカルモンスター」と言っているのは、「チームバチスタ」シリーズの白鳥さんみたいな感じという意味です。

論理を追究し、それが感情に影響を及ぼさない、みたいな。(分かりづらい)

(例えば、悪口的なことを言われても、感情を害するのではなく、そう言われた理由やロジックを考える、みたいな)

以下でも引き続き、「ロジカルモンスター」と言っているのはそういう意味なので、雰囲気で理解していただければありがたいです。

 

白石さんのロジカルモンスター(もどき)っぷりが大変面白かったです。

まあ本家ロジカルモンスター(「チームバチスタ」シリーズの白鳥さん)に比べれば大分ゆるゆるでしたけども。

 

そんなロジカルモンスター白石さんが、だんだん市香ちゃんに惹かれていくのが超良かったです。

白石さんが、そんな自分に戸惑ったり、本来の任務との間で板挟みになって苦しむところとか、最高でした。

 

また、市香ちゃんが白石さんに惹かれていくのもとても分かりやすかったです。

例えば、(市香ちゃん自覚後ですけども)お疲れの市香ちゃんに対して白石さんが、「君を癒やすために、俺が絶対猫をもふもふさせてみせる!」とか張り切っているところ、可愛いやら微笑ましいやら。

スクショ撮った挙げ句、セーブも残してしまいました。

これは市香ちゃんも惚れざるを得んと思います。

 

ストーリー面では、ネタバレチラ見の結果、白石さんがアレだという事ははじめから知ってプレイしておりました。

とはいえ本来は知らずにプレイすべきなんだろうなーと思っていたのですが、白石ルートに入って初めての白石さん視点のシーンで、白石さんと御國氏が特に隠しもせずに会話をしており、そもそもこれはそういう目でプレイして良いのねと理解しました。

大変潔いと思います。

 

つまり、人の名前を覚えない白石さんが、冴木君の名前を一発で覚えてたのも、そういう伏線ということでよろしいね?

 

白石さんがそういうアレなので、白石さんと市香ちゃんのやりとりをニヨニヨしつつ見守るのみならず、ストーリーを追うのも楽しかったです。間延びしない感じ。

 

これまでのルートよりも、アドニスがより一層悪辣に描かれておりましたが、そんな十数年以上も前からそこそこ大規模っぽい工作員養成機関を運営してたとか、どんだけ巨大組織なのでしょうか。

そして、そんな巨大組織への対抗策が新宿区隔離措置って、マジ意味ないな。

 

それだけ歴史ある巨大組織のトップにしては若すぎる気がするんですが、ゼロ氏はどういう立ち位置なのでしょうか……

14番に対してのゼロ、ということか??

 

白石エンドは、えっこれハッピーエンドなの? という思いでいっぱいになりました。

市香ちゃんがゼロ氏殺してるけど? そして軟禁されてるけど?

最後の最後まで、実は悲恋エンドなんじゃないかと疑っておりました。

市香ちゃんを記憶喪失にして1年経過させる必要あった……?

 

せっかくラスト近くまでいい感じだったので、ストレートに白石さんが罪を償う流れにして欲しかったです。

というかこれ、柳さん達、犯人隠微罪じゃろ?

 

まあ、割れたであろうゼロ氏の身元問題をうやむやにするためだったのかな、と思います。

 

悲恋エンドは、これまでで一番良かったです。

市香ちゃん転落エンドがここに!

心が壊れ、涙を流せなくなってしまった市香ちゃんの代わりに涙を流す白石さん、というのが、序盤と反対の関係性みたいな感じで、大変良いと思いました。

 

それにしても木村さんの演技が全編最高でございました。

立て板に水の如く喋りまくる白石さんとか、一言一言噛んで含めるように言う白石さんとか、内心の動揺がにじみ出てる白石さんとか、とにかく最高でした。

 

ところで、プロファイラーって白衣着るような仕事でしたっけ?

「白石撲滅の会」のネーミングは秀逸ですけども。

 


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