「風ノ旅ビト」 感想
“言葉”や“文字”を使わず、心のコンパスを頼りに広大な世界を旅する。
(PS4版公式サイトより)
「風ノ旅ビト」をクリアしました。
公式サイトはこちら。
「創の軌跡」発売1週間前にして「閃の軌跡4」をクリアし、さてこの週末1回分、何のゲームをしようかなあ。
そういえば、5月の頭のステイホーム期間中に無料配布でいただいた「風ノ旅ビト」、まだ起動してもいなかったけど、どうやら数時間でクリアできるらしいし、やってみようかなあ。
というのがプレイ動機です。
ちなみに、同時に配布された「アンチャーテッドコレクション」もちょっと触ってはみたんですが、難易度「練習」でも冒頭のチュートリアル戦闘(?)で死にかけたので、再び積んでいます。
……「練習」のチュートリアルならもっと手取り足取りお願いしたい……
まあ死にかけましたけど死にはしませんでしたし、そのうち時間できたらやろうと思う日も来るんじゃないかと思います。
そんな感じで「風ノ旅ビト」の感想です。
まず、クリアしての感想ですが、
・操作のコツが掴めてくると、まったりしつつも爽快感があってなかなか楽しい
・1周目は何をすればよいのかよく分からない
・何より敵に襲われないのがいい(2箇所除く)
・襲われても被害は飛行能力の低下だけなので安心
・ストーリーは(言葉や文字で説明されないため)よく分からないが、何となくもの悲しい。
・主人公がかわいい。
主人公は右側。
なんか、「FF9」のビビ(黒魔道士)に通じる可愛さがありますよね。
そして白い方、何かに似てる気がするんですが、なんなのか分からない……
Chapter1は操作に慣れるためのステージと思われます。
操作マニュアルはもちろん、ステータス画面もマップ画面もない、あと進行方向の指示も特にないため、とりあえず真っ直ぐ進んでみて、なにか変わったものがあればそっちに行く、みたいな感じ。
オプション画面は一応あるのですが、それに気付いたのは3周目ぐらいでした……
で、このChapterで操作に慣れたかと言ったら、慣れませんでした。
○ボタン長押しとか×ボタン長押しとか、何かが起こっているのは分かるけど、それがどういう意味を持つのかがよく分からない、という感じ。
という状態だったのですが、なんとかゴール地点である石碑までたどり着き、起動させることが出来ました。これが直感的な操作が可能というやつか……
Chapter2は、地上にある布を操作して途切れた橋に布の道を架けるステージでした。
引き続きよく分からないままでしたが、ここも何となく操作し、何となくクリアできました。直感的な操作性スゲエ。
しかし、光るシンボルとか壁画が収集要素であることを良く理解しないまま進めていたので、1周目はスカーフ=飛行能力が非常に短いままでした。
たまに見かける他のプレイヤーとのスカーフの差が物凄かったです。
Chapter3は砂漠ステージでしたが、ただクリアするだけではなく収集要素を取りはぐれないようにしようと思ったら、ここが一番難しいんじゃないでしょうか。何しろ砂が山谷になっていて、収集要素がある地点は大体谷底なので、どこに何があるか全く見当がつかない。
これ、場合によってはクリア地点に到達するのも難しいんじゃ……?
といっても、1周目の私がなんとか到達できたので、難しいってほどではないか。
それにしても、布の生き物の解放地点とか壁画とか光るシンボルとか、探し出した方本当すごいですよね。その上、攻略ページを作成するためには、再現性が必須ですからね。
私がもし運良く自力で発見できたとしても、そこまでの方角とか道筋とか絶対覚えてない自信がある。
Chapter4はとにかく滑走するステージでした。
中継地点では布を解放して、ジャンプして、という部分もありましたが、それ以外は基本的に操作しなくてもクリア地点に到着する感じです。
が、その滑走中に光るシンボルが3つもあるとか……
3周目であるにもかかわらず3つめのシンボルのところまでなかなか行くことが出来ず、3回ぐらいチャプター頭からやり直したのはいい思い出です(?)
おかげで最後の頃は、中継地点の操作とか流れるようだったよ……
Chapter5は攻撃する敵(ガーディアン)がでてきました。
まあ問題はガーディアンではなく、そこに至るまでの操作だったわけですが……
地下道ステージのため暗いというのも相まって、どっちへ向かえば良いか分からないという。
昆布みたいな布とかクラゲみたいな布をうまく伝って上の方に行くわけですが、1周目は出来るようになるまで(っていうか偶然出来ちゃうまでというか)虚しいジャンプを繰り返しました……スカーフも超短かったし……
その辺を越えてしまえば、ガーディアンエリアはほぼ問題なかったです。
1周目でもスカーフ引きちぎられることなくクリアできましたし(光るシンボルは取れてないですが)
3周ちょっとぐらいプレイしてからの視点でいいますと、ここでスカーフ短くなってもあまり影響ないですよね。
つぎのステージで長距離飛行が必要なところありませんし、むしろ全ステージで一番飛行エネルギーのチャージが容易なところですし。
更に次のステージは、ジャンプ自体ほとんど使えませんしね。
Chapter6は塔登りでした。
壁画を起動させると一定の高さまでエネルギーが満ちる、みたいなのを何回か繰り返して一番上まで行く感じ。
クラゲみたいな布の使い方をなんとなくChapter5で習得していたこともありまして、問題なくクリアできました。
スカーフ短くても結構たくさん飛べて楽しかったです。
Chapter7は雪山登山でした。
ジャンプしなくてもスカーフのエネルギーが自動で減っていくので、短かろうが長かろうが関係ない……いや、それでもやはり長い方が良いことは良いですけども。
強風エリアとガーディアンエリアが少し面倒でした。後半にある城壁みたいな強風エリアは、一部箇所では城壁上部から落下してしまうのですが、すぐに(強風を気にせず)別ルートから登ってこられますし、頃合を見計らって城壁上部を通るより、潔く落下してしまった方が楽かも知れない。
ガーディアンエリアは、そこそこ広さがあるエリアを、ゴール地点が分からないまま(特に1周目)、強風エリアほどではないですがそこそこの風に吹かれながらさまよわなければならず、結構心許なかったです。
諸事情(※)によりChapter6と7は4周しているのですが、最初の2周はガーディアンサーチライトを避けきれず、1回ずつスカーフを引きちぎられました。3周目以降は、一度エリア中央付近? のトンネルの中でサーチライトをやり過ごしてからゴール方面へ進むと引きちぎられずに行けましたので、(偶然かも知れませんが)これが正解の進み方なのかなあと思っています。
※3周目にChapter1で、それと知らずにうっかりChapter6へのワープゾーンに進入してしまったため。
そんな感じでよく分からないながらも1周目をクリアし、攻略サイトさんを拝見してから2周目に入りました。
1周目の見落とし箇所がえらい数で、……やっぱりそうだよな……という感じ。
2周目は同行者さんとともにクリアしたのですが、……ヘタクソで済みません……という感じでした。
そもそもヘタクソなのに、待たせちゃ申し訳ないという焦りから、1周目でもしなかった失敗をするわするわ。……本当、申し訳ありませんでした……
画面中央付近でまばゆく光っている小さい影が同行者さん。
2周目にもかかわらずルート間違って大きく遅れたのに、ゴール付近で待っててくれました。優しい。
3周目でようやく光るシンボルを全て入手できました。
これで飛んでないとき自動チャージの白マントになれるわけですが、死ぬほどヘタクソなのにちょっと恥ずかしい……でも、特に雪山とか、自動チャージで進んでみたい……
どうやら、Chapter1で白マントになったら、クリアまで赤に戻れないみたいなんですよね。
好きなときに赤白切り替えられたら良かったのにな。
そんなかんじで、「風ノ旅ビト」の感想でした。