急転直下(「創の軌跡」Chapter4プレイ中 その1)
一体……何が起こったというんだ……
(さすがに長くなりすぎたので記事分けます。こちらはロイドルートとリィンルート)
一番当たり障りないかなーとか思っていたリィンルートが、いきなり大事件ぶっ込んできてびっくりしました。
プレイ状況としては、各ルートともChapter4の、鏡がなんか反応したよ! そろそろ鍛えに行こうかな というところでいったんストップし、各班夢幻回廊に入ったところです。
ロイドルート
ダンジョン化した某社軍需工場内を探索しているところからなのですが、ロイドさんの勘(なのか推理なのか)が冴え渡っていて逆に疑問……
工場内で見た稼働していないOzミラージュがあまりにも人間っぽいのに驚き、ロイドさんはクロスベルで暴挙中のアレを連想するわけですが、だから、この時点で、ロイドさんは《C》という存在がいることもクロスベルのアレが偽物の可能性があることも知らないんですよね? なんでここでアレを連想する?
やはり端末の向こうの協力者氏の喋り方と、レクター少佐の「「閃4」のラストであんなことを言っていたあの人がまさかこんなことをしでかすとは」みたいな言葉でしょうか……
そして端末の向こうの協力者氏とは特に互いのダンジョンの仕掛け解除以上の絡みはなく、協力者氏が正体を明かすことももちろんなく、協力終了。
しかしロイドさんは「いずれ是非会いたい」みたいな揺さぶりを織り交ぜた別れの言葉を言うわけですが、だから冴え渡りすぎでは……
シャロンさんが「(あの抑揚は……)」みたいに反応してたので、やはり喋り方か。
人間っぽい人形のことについて、「リベールの異変でも使われた」という話が出て来て、一瞬、何だっけ? と思いましたが、思い出した思い出した。
湖畔の結社の拠点に乗り込んだときの話ですね。エステルがグロリアスに拉致される前に出て来たヨシュア人形。
ありましたねー。凄く懐かしいです。
グロリアスといえば、ヨシュアが航行中のグロリアスに忍び込んだとき、同じく航行中の山猫号から生身で飛び移ってるんですよね……
今は何かといえば転移します! ですけど、あれはほんと「執行者って(もしくはヨシュアって)凄いな……」と思わされたイベントでございました。
まあ、転移の方が楽だし安全だし確実ですしね。7組は人数も多いし。
ボス戦のお相手はマクバーン? でした。
なんか、まさかここで《劫炎》と戦う羽目になるとは思っていなかったため、対策を何もしておらず、とにかく状態異常(火傷と劫炎)が面倒くさかったです……
アタックメンバーはロイド、ティオ、ワジ、アリサ。サポートメンバーに回していたティータちゃんに、せめてメビウスをつけっぱなしにしておいたら良かったのですが、別のに変えちゃってたんですよね。
幸い、たまたまロイドさんがサブにタリスマンをつけていたため、ロイドさんをマクバーンに貼り付けておいて、他の皆さんは固まって遠方からアーツとクラフトで削りました。
ティオのアーツがメイン火力なのですが、状態異常喰らうとクラフトで解除に回らねばならず、なかなかもどかしかったです。
防御オーダーのおかげで、マクバーンのSクラフトがそこまでダメージ食らわなかったのは幸いでした。劫炎にはなるけどな。
火傷程度なら1,2ターンそのままにしておいてもいいんですが、劫炎は、ちょっと「閃3」のオルキスタワーでのトラウマがあるので、速やかにヴァリアントヒールを使っちゃいました。
ゲージ3本中、2本はヴァリアントヒールに使ったな……
で、なんとか削りきった後。
いやー、ロイドさん格好いいですわ。本気で。
これまで長く特殊な背景と能力持ち主人公を眺めてきた反動かも知れないですが、ただの人間が、努力と根性と絆の力で異界の王にまで届かせる(この「閃」でよく出て来た「届かせる」という言い方もどうなのかとは思いますが、他に言い方が見付からないので)って、物凄く格好いいと思います。
それにロイドさんは武術の達人というわけでもないですしねえ。これまでの戦いの中で磨かれ研ぎ澄まされているとは思いますが、基本的には犯人逮捕のための制圧術なんですよね。
ただ、残念なお知らせとして、彼は本物の異界の王ではなかったわけなんですけども。
本体を現そうとして体が破損するまでは、彼自身にすら「本物」と誤認させるだけの能力と意識と記憶って、そんなことが可能なのか……凄いな結社……
本体を現そうとしているということは、彼は本物から記憶の移植を受けているということだと思うんですけど、よく本物が協力してくれたな?
うーん、でも彼はノバルティス博士に向かって「せいぜい本物の俺にばれないようにしろよ」と言ってるんですよねえ。本物が協力してないとしたら、どうやって「異界の王である自分」の意識を植え付けたんでしょうか。
それにしても、偽物であると自覚してからの彼の矜持と自律心がやたらと格好良かったです。
最後の一瞬、ロイドさんと視線を交わすシーンは切なかった……
そして爆破炎上する工場から時間内に脱出しろ! ということになるのですが、脇目も振らず駆け抜けたら、ゴール時点で結構時間が余っていました。
もしや探索要素があったのでしょうか……
いやだって、時間ギリでたどり着いて、もし最後にイベント戦闘があったりしたらアウトじゃないですか。しかもやり直すって言っても、セーブしたのボス戦前だし。
2周目のときはもうちょっとゆっくり進んでみましょうかね……
あ、工場内に取り残されかけたロイドさんを助けに来てくれたノエルさんもたいそう格好良かったです。
そしてChapter4はノックス森林道に築かれた警察関係者のキャンプから始まるのですが、冒頭全景が映されたときに釣り場が見えたので、釣りが出来る! と喜んでおりました。
と同時に、《C》ルートでこちら方面に来るような流れだったので、おっとうとう直接絡むのかな? と思っていたんですが。
話が進んでみると今回はマインツ山道方面に行くことに……
釣りも出来ず、ノエルさんと二人マインツ山道に放り出されました。
ロイドさんとノエルさん二人って、「碧」の冒頭を思い出しますけど、それにしてもアーツ要員がいねえ……!
道中アビスワームがいたので、このときだけは二人にエアストライク連発させましたけど、他は通常攻撃とクラフトでしのぎました。最近、アーツで弱点つく戦い方が主になっていたので、もどかしい感じがしてしまった……
そういえば、ノエルさんのSクラフトを初めて発動させました。
Chapter1の冒頭でロイドさん、ノエルさん、ワジの3人パーティ組んでたときは使わなかったので。
えっらいバイクを酷使するSクラでしたけど(ちょっと「閃2」のユーシスのSクラを思い出してしまいました。あれよりノエルさんの方が格好いいですけども)、これ、Chapter1でも使えたんでしょうか?
使えたとすると、Chapter3最後のロイドさんの「こんな格好いいバイクを持ってるなんて聞いてないぞ」という台詞は一体??
そんなこんなで、マインツ鉱山町でランディ+マキアス&トワ先輩と合流。
何かマキアス、少し声が軽めになりました?
クルト君もですけど、あれは「閃3」頃のレベルに戻っただけのような気もする……
月の僧院に立てこもっている警官隊の本体を救援しに行くことになるわけですが、今度はランディが変に思い詰めたご様子。ロイドさん達の思い詰め方とは少し違うようですが、また会話で解決するのかなあ……
まあ、状況が切羽詰まってるっぽいし、実地で痛い目見るのは影響が大きくなりすぎて危険だろうしなあ。
リィンルート
さて、特殊な背景と能力持ち主人公のターンです。
何やかんやで監視塔を2回訪れる羽目になるリィンせんせーご一行。
2回目の時には風の剣聖? との戦闘が発生しました。
こちらのアタックメンバーは、リィン、クルト、ガイウス、エマで臨みました。
リィンせんせーが回避盾、ガイウスがSクラ、エマがアーツ火力要員。クルトが殴ったり補助したりの便利枠(たまたまサブにインフィニティつけてたため)という配置です。
ガイウス連れてると、ついSクラでずっとこっちのターン! 戦法に頼ってしまうんですよねえ。
黄金吼のディレイ設定が変更になったのか、風の剣聖ならではの速力からか、確実に毎ターン、クロノバースト+Sクラフト+黄金吼と刻んでても、何回か風の剣聖を遅延させ切れないことがありましたが、その辺は回避盾とクルト君のフォローで問題ありませんでした。
そしてショートしてるらしき火花を散らしながら監視塔の外へ落下していく風の剣聖(偽物)……追いかけて機能停止確認しなくていいの? と思いましたが。
そして視点はカレイジャス2の中へ。
実は超技術によりノルド高原に隠されていたのでした、ということらしいです。
……《C》は一体どこからそんな情報を仕入れたのか……あの人ならやれそう、と思ってしまうところがまた……
オリビエさんスタイルのオリビエさんと遊撃士スタイル(つまりいつもの格好)のシェラさんが、制圧された艦内で、2人で乗組員を救助しつつ脱出に動き出します。
といっても、シェラさんはオーダーによる後方支援のみということですが、あーなるほど、こうやってA級遊撃士たるシェラさんの動きを封じたのか……なんかもう、おめでとうございます!
オリビエさん一人の戦闘は、なかなか厳しかったです。どうやら敵のSPDが遅め設定だったらしく、アーツ連発できたので何とかなりましたが。
怪我のこともあるし、もう現場復帰は無理かなあと思っていたオリビエさんを操作してバトル出来たのは大変楽しかったです。
あと、なけなしの手持ち10,000ミラをイエローペンデュラムとレッドペンデュラムにつぎ込んだのは、多分我ながら英断だったのではないかと思う。何回かレジストしてましたし。
そんな感じで、転移()で乗り込んできたリィンせんせーご一行と共にカレイジャス2を奪還するわけですが、操られた帝国と共和国の無人兵器が衝突を起こす前に妙な導力波を出している装置を停止させなければ、と向かった先で、再び風の剣聖(偽)と、今度はリィンせんせーとの一騎打ちが発生。
この風の剣聖(偽)は監視塔で戦った風の剣聖(偽)と同じ個体ですよね? だから機能停止確認しろよと言ったのに(画面の外で)。
バトル自体は回避カウンターで地味に戦ったのですが。味方人数が少ないときだと、大技出しちゃうと、ディレイ中に何かされて対応できない、というのが怖くてですね……
イベントシーンでは、リィンせんせーと風の剣聖(偽)が派手で豪快な戦闘を行っており、……リィンせんせーいつの間にそんなに強くなったの……? という思いを強くしました。
これだから特殊な背景と能力持ち主人公は……(言いがかり)
そして装置を停止させてほっとしたのも束の間、隠されていた列車砲が発射。
……そこから起こったことがよく分からないのですが……
リィンせんせー専用新型機甲兵が、リィンせんせーの呼びかけに応じて出現し、騎神ばりの能力で列車砲の弾を両断し、なぜか現れた神機っぽい見た目の騎神? が場を荒らして消えていった、という感じでしょうか。
うーん、公式サイトの紹介ページの関係で、新型機甲兵の存在は知っていましたが、ここまで本編内でもエピソードでもミニゲームでも全く出て来ていないんですよね。
それに加えて、本編内でもエピソードでもミニゲームでも存在を匂わされもしなかった(私が見落としてるだけかも知れませんが)騎神? の出現って、色々と唐突すぎやしませんかね。
リィンせんせーの髪と目の色が中途半端に変わってたり、「また会えて良かった、どうしてだろう、泣きたいほど嬉しい」とか口走ったりしたのは、多分もう一人の自分と融合気味なんだろうなあと思います。
このまま融合するんでしょうか。それって物語上、どういう意味を持つんでしょうか……
ロイドルートと《C》ルートがクロスベル事変に注力している一方、リィンルートだけちょっと浮いてる気がするんですが、これ最終的にクロスベル事変に集束するんですかね?
トロフィーの残り数的に、物語は折り返し地点を過ぎていると思うんですけど、「創」で解決しきれるの? これ。
そしてChapter4。並列転移とか言う新技が繰り出され、ロイドルート参加中の人達を除く7組ご一行(それでも多い)はクロスベルの地へ。
本当、7組と仲間達は何でもありだな……
衛士隊の警備状況を調べにリィンせんせー達はミシュラムに忍び込むわけです。が。
レイクビーチに水着の人達がそこそこたくさん……あの。今3月ですけど? クロスベルは亜熱帯なの? いやいやまさか。
あと、リィンせんせー達がビーチDEバカンスに来てたのも、いつ頃なんだろう……考えれば考えるほど冬の最中のような気がするんですが……スイカとかどこから調達してきたんだ……
この世界の普通の人は、ゼムリア大陸の「外」のことは認識がないはず。南半球という概念も、多分ないのではなかろうか。そして今まで出て来た国々は、描写的には地球で言う北半球に所在してるっぽい。まあ、大陸の南の方が、どのくらい暖かいかということなんでしょうかねえ。それとも単純に、近隣にスイカをガンガン温室栽培している農家があるということかもしれない。
で、黒の衛士隊の支配下にあるミシュラムにて、リィンせんせー達は黒の衛士隊をボコってミシュラムを解放します。
そして、何かが行われているらしきワンダーランド方面へ……という感じなのですが、正直、話の流れや目的が分かりやすい他のルートと比べると、どうも何がどうなっていて、何を目的にどう動くのかが分かりにくいです。
今後の快刀乱麻を期待。(主人公が剣聖だけに。)