kakinagu-l

主にプレイしたゲームの感想を備忘録的に書き殴ります。ネタバレに配慮ありません。

ギャップ萌え(「創の軌跡」Chapter4プレイ中 その2)

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まさかこんな気持ちになるなんて……

(《C》ルートと夢幻回廊のプレイ雑感です)

 

 

 

《C》ルート

ああもう面白いなあ!

このルートはみんなナイスキャラ過ぎて、やりとり見てるだけで面白いです。

 

ダンジョンと化したローゼンベルク工房にて。

ロイドさん達と協力して探索を進めているわけですが、例のロイドさんの「いずれ会いたい」という揺さぶりについて、「勘付かれてるようだったけど」と(確かレンに)言われ、《C》さんは「そうでなくては」とのこと。

意外と《C》さん、ロイドさんのこと評価してたんですね……「評価していなければ、遠ざけたりしない」とのことですが、ごもっとも。ロイドさんだけ指名手配の件とかね……鳥籠とかね……

 

ロイドさんって、《C》の中の人とはと在り方が正反対の存在という気がします。自分の根底にほの暗いものは何もなく、情熱と信念で前に進み続けるという感じ。

歴代主人公でいうと、エステルもそのタイプですよね。ケビンさんとリィンせんせーは若干ほの暗いタイプ。

「閃3」だったか、確かアレ氏がリィンせんせーに若干嫉妬するようなことを言ってましたけど、ロイドさんのことは一人の人間としてどう思っていたんでしょうね。単に能力評価だけだったのかな。

 

ローゼンベルク工房、「閃」以降の親切設計ダンジョンにしては、ちょっと面倒くさかったなと思います。

レーザートラップ的なあれは解除不能ですし、レーザートラップゾーンを通って仕掛けを解除し、レーザートラップゾーンを戻って宝箱を開け、再度レーザートラップゾーンを通って仕掛けを戻し、またレーザートラップゾーンを戻って先に進む、というのをやらないといけないところがありましたし。

私が気がつかなかっただけで、どこかからショートカットできたんでしょうか……?

 

それにしても《C》一行の皆さんの身長差よ。リーダーキャラで大分レーザートラップゾーンの面倒さが違ったんじゃないでしょうか。

私は基本的にフィールドアクションが遠距離のキャラをリーダーにしているので、《C》一行だとナーディアなわけですが、彼女の身長だと上下動するレーザー的なものもそこまで気にせずに済みました。でもこれ、《C》で通過しようとしたら面倒だっただろうな……一番楽なのはラピスですね。ミニマムかわいい。

 

そして《C》一行は分断されるわけですが、このあたりがまたいいシーンなんですよね。

レンは両親(偽)を一顧だにせず両断。そういえば、「空SC」ではヨシュア人形だけでなく、ヘイワース夫妻人形も出て来てましたねえ、懐かしい。

「レンはもう大人だから人形遊びは卒業したの」という台詞、レン自身は何気ない調子で言ってましたけど、なんかパテル・マテルを失った直後のレンを思い出してしまった……どうやって乗り越えたんだろうな……

 

《C》と二人になったラピスは、失った記憶を取り戻したとき、それは「私」なのか、怖い、と吐露。そんなアイデンティティーの危機にあるとき、よりにもよって偽ラピス群が大量に出現……スゴイ。悪趣味すぎて感心します(ノバルティス博士に。)

 

大量の偽ラピスにのしかかられ、身動きが取れず、「自分」が何かすら分からなくなったラピスに一条の光が差し込みます。「君だけがラピス・ローゼンベルクだ」とラピスだけに伸ばされる手。

お、おう……《C》さんさすが主人公。ヒーローの所業ですね、それ。

なんかちょっとだけ、兄弟そろって人造物のロリっこに捕まるって……と某四大名門家の闇に思いを馳せてしまいましたが……

まあ、環境のせいでゆがんでしまいましたが、《C》さんとてスペック的には(あと多分本来の性格的にも)十分ヒーロー張れる人ですからね。いやむしろ、ヒーロー役にはスペック高すぎて、サポート役に回される感じでしょうか。

 

この《C》ルートは、かつての所業の後始末をする話ではあるのですが、《C》の中の人の解放と浄化の物語でもあるのでしょうねと思います。

 

救われたラピスと《C》は、大量の偽ラピス群との戦闘に入ります。

トロフィーの絢爛攻守(タクティカルボーナス3.0倍以上のやつ)、ここまで取れてなくても、多分ここでほぼ自動的に取れますよね……私の場合は特に意識せずとも4.9とかえらい倍率になってました。

最近のタクティカルボーナス系トロフィーは楽で良いです。「碧」で小細工に小細工を重ねて(アイテムラヴァーとトリプルキャンセルを×9まで重ねるとか)何とか獲得していたことを思い出しました……(トロフィーじゃないですけど)

 

スウィンとナーディアの前には、かつて倒したはずの上司が現れます。 自分の元に戻ってこい、とか何とか。もちろんお断りする二人ですが、一バトル後、ナーディアが「あなたは偽物だ」と指摘します。

すると偽上司氏は「本物がもういない以上、自分が本物だ!」とか言い出すわけですが、そのガッツは素晴らしいなと思いました。ヘンに思い詰めたり悲観して暴走したりするより、ポジティブ思考の方が良いですね。

それにしても、スウィンとナーディアって、「組織」でも凄く出来が良かったんですね? 偽上司氏に「お前達に対する執着こそが自分である証」とか言わせるほどに。

まあ、強いもんなー、この二人。強いていえば、スウィンにもう一つぐらい範囲広めのクラフトあったら便利なんですけどねー。

 

そこに《C》&ラピスとレンが駆けつけますが、偽上司氏は、彼らはお前達が殺し屋だったことを知っているのか、と言い放ちます……が。

うん、ギャグだな。ギャグに違いない。偽上司氏こそ、《C》一行の来歴を知ってから言うべきでしたね。

レンの人生の壮絶さは言うに及ばず、《C》もかつての所業が所業ですからねえ。

しかし《C》さん、大罪を背負っているという自覚はあったのね。

 

バトルにはさくっと勝利し、記憶データを入手したラピスですが、そのロックを解除するために「イアン」なる人物に会わなくてはならないとのこと。

イアンてイアン・グリムウッド、熊ヒゲ先生じゃないですかー! えええ、ここで関わってくるのかー! なぜ? 一体どんな関わりが?

「ならば次に行くところは決まったな」と言う《C》。おお、久々の西クロスベル街道方面ですね! 楽しみです。

 

Chapter4はノックス森林道から。

《C》が自分を救い出してくれたときのことをニコニコ喋るラピス。

「実際、どうして分かったの?」とレンに問われ、こともなげに「盗難されたときのため、彼女には発信器をつけてある」と答える《C》氏。

ああもうさすが。さすがすぎてどうしてくれよう。そんな実際的で冷静でリアリストの《C》さんが大好きです。

でも、「君だけがラピス・ローゼンベルクだ」という言葉は、《C》の心からの言葉なのでしょうね。その落差にニヤけますわー。

 ……前作まで、やり口クズいしサイテーだなーと思ってたんですけどね……我ながらチョロいっすわ……


道中バトルは、カメレオン的な雑魚敵が物凄く面倒くさい……! あれ、ステルス入られたらどう対応するのが正解なんですかね? 物理防御でも張っとけばいいのかな?

なんかもう、終いには初手ヴァリアントレイジで殲滅することにしてました……

 

森林道の途中、警官隊のベースキャンプ跡地で釣りが出来ました。

なるほど、ロイドさん達で釣れなかったのはこういうことか……

アマルカルプが釣れて、ひゃっほうと思いました。一度釣れれば、夢幻回廊の釣り場でも釣れるんですかね?

 

そしてまた森林道の途中。

《神速》の人が黒の衛士隊とやり合っているところに遭遇し、助太刀することに。

仮面を外した《C》を見て、鉄機隊筆頭隊士として成敗してくれる! と息巻く《神速》の人。

流れで一対一の決闘をすることになり、ちょっとドキドキが止まりませんでした。

うちの《C》さん、基本的にアーツ使いなんですよ。前衛もこなせなくはないですが、STRもDEFも絶対回避率も、別に補強してないしなあ。

それにこの人、主人公3人の中で唯一防御オーダー持ってないじゃないですか……

 

まあとりあえず現状の中でやるしかないので、ガリオンフォートをメイン火力にして決闘に臨みました。 そうしたら意外と《神速》さんが攻撃をスカしてくれたので、結構楽に何とかなりましたとさ。

さてはおぬし、命中率0%だな?

 

イベントシーンでは、ずっと剣同士でやり合っていて、次の一撃という瞬間に《C》がアーツ(アイヴィネイル)を使って不意を突き、勝利という流れでしたが、なんかごめん、私ずっとアーツで戦ってましたわ……2周目やるときは、剣主力にしようと思います。

 

なんか、剣技では《神速》より《C》の方が上だとか。

まあ《C》の中の人は前々から宮廷剣術の達人とか言われてましたしねえ。

しかし、《鋼の聖女》に手ほどきを受けた「結社最強」とは一体……?

 

そんな感じで警察学校に到着し、一瞬で黒の衛士隊を無力化する《C》と愉快な仲間達。 よく考えると贅沢なメンバーですよね。「結社」出身と「組織」出身が2人ずつ。そりゃ一瞬に決まってますね。

 

そこへ風の剣聖? がご登場×2。問答無用でバトルに入ります。黒幕、風の剣聖(偽)量産しすぎじゃないです?

レベル見たら128で、ヒッと思ったのですが(こちらは最大122)、風の剣聖(偽)さん達も意外に攻撃スカしてくれたため、あまり苦しい場面はありませんでした。

絶対回避率、20%ぐらいでも上げておくと、体感で結構避けてくれるなーという気がします。

 

まあ、イベントシーンでは苦戦しているのはお約束。

そこにやって来たるは第3の風の剣聖……今度こそ本物で、(偽)達をさくっと片付けてくれました。

それにしても、《C》の中の人、統治能力は高いんですよねえ。アリオスさんも、治安も経済も良好、なので統治自体については恨みはない、とのことですし、中央広場のレストランでいつもコーヒー飲んでる子も「閃3」で総督府の統治について評価してましたし。

どこで道を誤ったのかというなら、根本的には多分最初からなんでしょうけども、どこからなら軌道修正が出来たのかな……

 

夢幻回廊

あれっ、アリオスさんがいる……だと……?

てっきりオーレリア分校長と同じくスポット参戦扱いだと思ってたんですけど、本格参戦なの?

個人的には「別格の強者はパーティインすべきでない」論者なんですけど。

アリオスさん参戦させるならミュラーさんの方がいいような気がするんですが、ルートごとの人数調整ということだろうか……

 

夢幻回廊第3層にチャレンジする前に、とりあえず新たに《VM》出来るようになった面々に勝利したところです。

意外にエリゼに手こずりました。他の3名は一発勝利だったんですが、エリゼには1回敗北いたしました。

マスターごとの相性ってやっぱりありますね。

ホーリーシスターはハイレンジャーよりビーストの方が勝ちやすい模様(自分的に)

 

そんな感じで、現時点までのプレイ雑感でした。

料理手帳の面子も埋まり、そろそろ大詰めなんでしょうかね?

本編の方、もっと見ていたいんですけどねえ。(特に《C》ルートを)