「大神 絶景版」 感想
「 大神 絶景版」をクリアしました。
公式サイトはこちら。
プレイ動機:犬が可愛いと聞いて(真顔)
いやほんと、全世界の犬派ゲーマーはプレイすべき。
まあ、もとはPS2のゲームですし、犬派は皆さん早々にプレイされてるのでしょうけども。
そんな感じで「大神 絶景版」の感想です。
まずキャラクター関係の感想ですが、
とにかくアマテラスが可愛い。
可愛い。
ほら可愛い。
ものっそい可愛い。
(虎を餌付けする狼の図)(なんかもはや意味が分からん)(でも可愛い)
主人公のアマテラスは白い狼の姿をした神様です。
かつての大妖怪・ヤマタノオロチとの戦いで深く傷つき、眠りに就いたアマテラスは、ヤマタノオロチの復活とともに眠りから覚め、再び世界を救うために旅に出るわけですが。
神といっても狼であって、ほぼ擬人化もされないんですよね。(1回だけ、某キャラクターから台詞だけで言われましたが。)
喋らないし表情もそんなに豊かじゃないんですが、逆にそこがいい。仕草とか動きとか行動が、かわいいよーかわいいよー。
それでいて、ここぞというときは思い切りよく行動に出るところが格好いいんですよね。
このゲームの半分はアマテラスの可愛さで出来ていると思います。
お気づきの通り、アマテラスは犬じゃなくて狼なわけですが、結構色んな人からワン子呼ばわりされてるし、鳴き声は「ワン!」だし、犬派が愛でてもいいですよね。ね!
ちなみにアマテラスの呼ばれ方で一番好きなのは「白毛布の旦那」です。
アマテラスの旅の相棒のイッスンは、喋らないアマテラスの代弁者的存在なんですが、彼の言葉遣いが大好きです。
あと疾飛丸も好き。彼の最期は涙なくしては見られなかったです。
こういう江戸っ子? 渡世人? っぽい言葉遣い、格好いいですよね。
それにしても、イッスンはキレイなお姉さんに弱すぎないか……
ほかにもいいキャラが多くて、あまり根っからの悪者・憎まれ役的なキャラはいなかったのではないかと思います。
人格ありの敵キャラでは、キュウビはブッコロ! と思いましたけど、あとはヤマタノオロチぐらいかなあ。女郎蜘蛛は、逆にナイスキャラだと思いました。
ストーリー的には、もう、ラスト付近のイッスンが全部持って行きましたよ……
ラストダンジョン(?)(多分ダンジョンではない)直前での別れが、この手の話にしては非常に意外で、「これはもしかして、ラスボス戦で苦戦しているところに駆けつけてくるパターンなのか?」と思っていたんですが、そっちだったかー!
闇雲に物理的に一緒にいるのではなく、互いが互いの場所で同じ目的のために戦うというのは、とても熱い展開。良いですね!
それはそれとして、エンディングの話の流れだと、これ、タカマガハラ編があってしかるべきなんじゃないですか……
ラスボスが結局どういった存在でどこから来たのかとか、月の民とかカグヤ姉ちゃんとか、その辺を拾って欲しいです。
元のゲームの発売から10年以上経っている上に開発したスタジオが解散しているらしいので、難しいとは思いますが……
戦闘面は、ちまたでは易しいという評判らしいですが、いや、そこそこにそこそこでしたよ?
普通に攻撃とか筆調べが通る敵ならいいんですが、特定の手順によらないと全く攻撃が通らない敵が結構いるんですよね。
色々試しても「無駄」表示が出て、これ一体どうやって倒すんだよ、と攻略サイトさんのお世話になることがしばしば……
だって、飛び出してきた剣が本体なので、そちらに攻撃する(某エキビョウ戦)って、普通分かります? 確かほぼノーヒントだったし。
まあ、私のようなアクションヘタクソにとってはちょうど良い難易度ということでしょうかね。
サブイベントは、色々ありましたけど、アクションヘタクソにとってはこちらもそこそこにそこそこなものが結構ありました。
思い出に残っているものをいくつか挙げます。
1 宝探し(穴掘り)
特に高宮平のやつが、制限時間短すぎてつらかったです。
これ、最低でも全体MAP把握しないと無理じゃないですか? 初見クリアとか絶対無理なやつでしょ……
攻略サイト・クリア動画に大変お世話になりました。
2 羅城門百鬼夜行
三箇所のうち、特にカムイのやつですね……
10連戦のうち、9戦目のウシワカ&化け九十九尾がつらすぎて、10戦目の前に思わずクリア動画を探してしまいました……
で、それを参考に表神器・裏神器共に鏡を装備し、剣を飛ばしてくる攻撃は△防御で対応し、攻撃は輝玉オンリーでやってみたところ、何とか勝つことが出来ました。
というか、あのクリア動画見るまで裏鏡装備時の防御のことをすっかり忘れておりました。8戦目、9戦目の時も飛ばしてくる剣を鏡で防御できてれば、もっと楽に勝ててたんだろうな。
3 カイポクと雪上レース
これこそ、本当に無理かと思った……
あまりにもできなすぎて、これもクリア動画に頼ったんですが、大体クリア動画と同様のルートを通っても残り時間1分40秒ぐらいにしかならず、カイポクに見下されながら滅茶苦茶繰り返しプレイを行いました。
なんか、茨の穴をジャンプで通るところの距離感がうまく掴めなくて、絶対何回か引っかかってしまうんですよね……
分析するに、茨の穴を通るときもも氷をジャンプで避けるときも、多分踏み切り位置が近すぎるんだな。
と思って、いったん休憩を挟んだ後に改めてチャレンジしたところ、奇跡の1回が発生して、残り時間2分26秒でクリアすることができました。
喜ぶよりもほっとしました。もうやらなくて済む……
もう1回やれと言われても多分無理だと思います。
最後に、総合戦績を参考までに載せておきます。
相変わらずネチネチ時間かけすぎである。
おかげで、トロコンできましたし、「那由多の軌跡:改」の発売前までにクリアできたのでまあいいか……
まあ、はぐれ珠コンプリートでもらった装備品もありますし、操作のコツも多少掴めたと思いますし、そのうち気楽にさらっと2周目をやってみたいと思います。