kakinagu-l

主にプレイしたゲームの感想を備忘録的に書き殴ります。ネタバレに配慮ありません。

良インパクトの良作(「那由多の軌跡:改」クリア)

そしてノイちゃんは良メインヒロイン。

 

というわけで、「那由多の軌跡:改」の1周目をクリアしました。

 

自分にしてはサクサク進めているような気がしていましたが、クリア時間35時間ぐらいでした。

特にサクサクしてはいないな……通算3周目の割に……

 

ストーリー的には、いよいよ山場のえぐれ地上です。

何回見てもインパクトありますよね、あのえぐれっぷり。

こりゃクレハ達も再創世派に回るわけだわー と、大変説得力があっていいと思います。

各大陸の管理者達も、態度だけ見ると若干試練ボスっぽい感じもするんですが、あのえぐれの緊迫感によって、敵対することへの納得感が生じているような感じがしますね。

 

それに対するナユタの「人間がしでかしたことは地上に生きる人間が協力して解決するべき。空から見下ろしている神様に解決してもらうべきじゃない」みたいな台詞が非常に良かったです。

 

……なんか、「閃」における「呪い」解決方法(獅子心皇帝の生まれ変わりが「黒の書」の記述に従って云々)に対しても、主人公達にはこの路線で対峙して欲しかったんだよな、としみじみ思ってしまった。

まあ「閃」の場合は主人公からして「贄」なので、難しかったのかなーという気はしますけども……

そうか、だから私は「閃4」の第1部で主人公抜きの新7組メインで動いているところが好きなんだな。

 

それにしても、ノイちゃんほんっとうにメインヒロインですよね……!

はじめはナユタ達を(というか人間を)嫌っていたけども、パートナーとして協力するうちに打ち解けていき、途中若干裏切りっぽいことになりつつも和解して互いに信頼を深め合い、協力してボスを打ち倒し地上を救う。

そして実は真のラスボス

 

完璧すぎませんか……

逆に「:改」プレイ前までの印象ですと、なんでライラがパッケージ絵にあんなに大きく描かれているのかがよく分かりませんでした。(そして「:改」1周目をクリアした今でもよく分かっていない)

残され島の日常や地上の人間の象徴ではあるとは思いますけども、ストーリー上そこまで重要な役目を負ってもいなかったような??

 

ヒロインとしてですと、ナユタが一目惚れしたっぽい描写があった割には、クレハも意外とそこまでヒロインらしくはないんですよねえ。

ストーリー上重要ではありますけど、序盤寝てるし、後半敵対するし、ステージ攻略にもボス戦にも関わってきませんし。

 

ボス戦は、色々忘れすぎてて自分の記憶力に笑いました。

あれー、ゼクストの人間形態との戦闘あるんだっけ。本体だけかと思ってたよ。

その本体との戦闘にしても、一番最初の段階で攻撃すべきところがどこなのかすっかり忘れておりまして、あれこれどうするんだっけ?? と思いながらうろうろしていたところ、うっかり弁当食べ忘れて戦闘不能になったりしましたし。難易度ビギナーなのに……

 

ボス戦で見つけた「閃」文法。

那由多の軌跡:改(のためにも)

重要な戦い等を前にして、仲間のみんなが一言ずつ決意を表明する際によく使われる「~のためにも!」。

これも、使いすぎさえしなければ別に気にならないんですよ、ええ。

いやあ、「黎」文法はどんなのが繰り出されるのか、楽しみだなあ。

 

那由多の軌跡」は装備品が見た目に影響する事が魅力の一つではありますが、そにの見た目のままイベントシーンが進んでいくのが……個人的にちょっと……(「閃」でもイベントシーンでその場面に合った服装にならないことが嫌で、衣装系アタッチほとんど使いませんでしたし)

 

あと、入手順に強い装備を着けていくと見た目がえらいことに。

那由多の軌跡:改(ヴェイガアーマー)

……うん……

個人的には、この紅鉱石製の装備、あまりナユタに似合わないと思うんですよね……1周目本編ではこれが最強装備なので使いますけど……

 

最強装備といえば、後日談のラストのノイちゃん(以前の)の帰還シーンで、猫耳猫尻尾にビキニみたいな露出度の衣装で「わたし、以前のわたしなの」をやらせてしまった……

最強装備をつけさせてただけなのに、感動的なシーンのはずなのに、なんか申し訳ない気分になりました。

 

実績類は、取れるものは取れたかなと思います。

近年には珍しく2周目限定ステージやクエストが結構豊富にあるので(近年のゲームじゃないからですが)、「全ての○○を~」系は埋まっていませんが。あ、みっしぃのやつは埋めましたよ。

アクションドヘタクソのため、200CHAINはちょっと難しいかなーと思っていました。100までは、調子よければ結構行くんですけどね(ステージによりますが)。

が、後日談で200チェイン、取得することができました。

オルタピアの樹陰の獣道(冬)で、ノイちゃんに装填数のストックが多く、回復が早い四季魔法2つと、ステージボス用にグランドテラーを持たせ、魔獣は基本的に遠目の位置からアーツ連打で倒し、チェインが途切れないようにオブジェクトの壊し方を工夫(往復が必要な道のオブジェクトを行きで全部壊さず、帰り用にとっておくとか)することで何とか200チェイン達成。

ギミックが多いステージだと移動しているうちにチェインが途切れたりするので、構造が一番単純な(と思われる)樹陰の獣道はありがたかったです。

それにしても、「行けるかな?」と思ったのに198でチェインが切れたときは絶望した……ステージ構造と、魔獣・オブジェクトの配置の確認が重要ですね。

 

後日談は、各ステージに設定されているミッションに結構厳しいものが出て来ましたね。

「ジャンプ10回以下でクリア」とか「魔獣を3体以下しか倒さないでクリア」とか、初見じゃ無理でしょう……それとも、私が下手だからなのか……?

 

そんな感じの「那由多の軌跡:改」1周目でありました。

2周目は難易度ハードでプレイしようと思います。インフィニティは……多分私のアクションの腕では無理なので……

ハードでの感触で、3周目インフィニティやるかどうか検討かなあ。