羅州の羅はラングポートのラ(「黎の軌跡」第2章クリア)
コ ネ ク ト シ ス テ ム …… !
(全ての文字に濁点を付けて発音したい気分)
ということで、「黎の軌跡」第2章をクリアしました。
第2章にして気付いたのですが、章内の構成が「閃の軌跡3」と一緒じゃないですか……
前半の首都での裏解決屋業務はリーヴスでのサブクエだし、
後半の出張は特別演習だし、
首都でのコネクトシステムはリーヴスでの絆イベントだし、
サウナは寮の大浴場でしょ……
いやまあ、今後の章で違いを出してくる可能性もありますけども。
せっかくシステム色々変えて、物語もシリーズとしての新章になったわけですから、あんまりこういう分かりやすい構成上の既視感を感じたくないなあと思います。(「閃3」のときも「閃」無印との構成激似にうーんと思いましたけど、あれはわざと狙ってるのかなという感じでしたし)
とはいえ、ヴァン大好きですし、ストーリーも面白いし、アニエスもフェリもかわいいし、非常に楽しくプレイしていますが。
既視感ありといっても、出張に持ち込む理由付けについては(まだ2章分ですけど)工夫していて良いなと思いますし。
さて、そんな感じで第2章です。
裏解決屋にフェリが加入して初めての本格活動日、ということなんですが、もしかしてこれ、1章につき1名が雇用される流れなんでしょうか?
となると、最終的には事務所8名体制?
今の仕事の感じだと、人件費で赤が出るんじゃ…… ヴァンはきちんと最低賃金を守るつもりのようですし。
ゲーム的に言うと、常時4人パーティ組めるようになるのは、戦力的にはありがたいんですが。章ごとに加入したり離脱したりする「空FC」方式でもいいのよ? とちょっと思いました。
この第2章から始まったものが結構色々あり、ゲーム的にもここから本格始動みたいな感じでしょうか。
で まあその中でもメインと思われるものがコネクトシステムです。
……第1章までの間でも、Tipsとかヘルプとかでチラ見えしてはおりましたが、強いて考えないようにしてたんですよ。だって、「閃」シリーズの絆イベントによる傷跡が……
しかしながら、気付かないふりしてても順当に進めていけばその時はやってくるわけで。
……今のところ、正直、「閃」の絆イベントとの違いが分からないです。
素直な心情を吐露させていただきますと、この分の労力と容量を本編に注いで欲しいです。
あと、昼の部のコネクトシステムで、毎回「裏解決屋業務をいったん休憩にして、解散したときに起こった話だよ!」みたいな説明が冒頭に出てくるのが、個人的になんかイヤです。何回休憩して解散してるんだよ。
絆イベントは「閃」シリーズのがんの一つであったと思っているので(すみません)、「黎」でも似たようなシステムが引き継がれたことに本気で驚きましたし、残念です。
絆イベント、世間一般ではそんなに評判良かったの? ほんとに?
と、色々ネガティブなことを書いてしまいましたが、「絆イベントと同じ……と見せかけて!」な展開になることに期待したいです。クリア後に、「黎の軌跡」にはコネクトシステムが必要だったのだ、と、是非思わせて欲しいなあ。祈りを込めて。
もし「絆イベントと同じと見せかけて、やっぱり絆イベントと同じ」であっても、せめて「閃3」の新7組と男性陣の絆イベントみたいな、仲間としての絆を深める内容であって欲しいと思います。
恋愛は、あるのであれば、本編でやってくれ。要するに恋愛ヒロインは固定で! お願いします!
しつこく申しますが、今のところヴァンを筆頭にキャラみんな好きなので、ヴァンを恋愛的に見損ないたくないし、見ても見なくても本編に影響しないパラレル時空じゃなくて、ちゃんと本編との地続きの中で絆を深めて欲しいんですよ。
第2章から始まったものの1つに、ラジオがあります。
あっ凄い。ラジオが小型化してる。
導力端末がノートPCサイズなのに、なんでいつまでもラジオがあの大きさなのか、ちょっと不思議でしたからね……
しかもそこから流れている放送内容が……魔獣による国道の渋滞って……。ファンタジーと現実感の組み合わせが面白いですし、非常に不思議な気分になります。しかも遊撃士協会が対処したのか……
今後、よくラジオの内容を覚えておかないと正答できないクエストや選択肢が出てきたりするんでしょうか?
で、章前半首都編の締めくくり、地下ダンジョン(「閃」でいう旧校舎とかグリムゼル小要塞的な……)にて。
謎の痴女・グリムキャッツさんとご対面。
ヴァンの言葉の選び方と、この真顔がなんかじわじわきます。
なんやかんやでバトることになるものの、グリムキャッツさん側の事情により、この場ではそのままお別れでした。
で、その後すぐに正体バレするグリムキャッツさん。
まあ公式サイトのアレ的に、正体伏せるつもりは最初からないのでしょうけども。
そういえば、「グリムキャッツ」って何で複数形なんですかね? グリムキャッツの中の人が、仲間がいるようなことを言っていましたので、グリムキャッツというのは、彼女個人に冠せられた名前というよりも、チーム名なんでしょうか。
その後、ヴァンが甘いものに釣られて仕事を引き受けることになったため(2回目……)、煌都ラングポートに出張することに。
その道中でなぜかカーチェイスを繰り広げることになり、ちょっとハラハラしました。アウトバーンの名を冠しているところからして速度制限はないのかも知れませんが、普通に走ってる堅気の皆さんに迷惑かけるのだけは勘弁して欲しい。
まあ当然といいますか、結局被害はカーチェイス相手が自分の車をこすったぐらいだったので良かったです。
というか、ピックアップトラックとセダン? クーペ? では、そもそもの走行性能が違いすぎると思うんですが。しかも成長期のバラスト2つも乗ってるし。互角に渡り合って最終的には勝つって、どんだけ改造してるの、ヴァン……
到着したラングポートでは、4spgを片付けつつ「羅州の小覇王」ことアーロン君の様子を見たり3つめのゲネシスを探したり。
「羅州」って、アーロンの出身地か何かかと思っていましたが、よく考えたらラングポートのことか……アーロンはラングポート出身みたいですし。龍來みたいな、漢字地名のどこかかと思ってたよ。
なんやかんやあってエレインさんとともにエレインさん御用達のレストランで夕飯を食べることになる裏解決屋ご一行 なのです が。
なにがあった?
そしてそのデザートは箸で食べられる類いのものなのか……
よく見ると、指や腕の質感が結構頑張って表現されてますね。
このシーン、声つきで見たかったなー。相変わらず、同じシーンの中で主人公だけ声ナシとかよくあるんですけど、シーンごとに声アリなら全キャラ声アリ、声ナシなら全キャラ声ナシで統一していただけた方が見やすいし聞きやすいんですけどね。
ヴァンの中の方の演技が大変素晴らしいと思うので、このシーン、ヴァンの声アリなら……と思うシーンがしばしばあります。あと、スイーツアイテムをヴァンに食わせたときの台詞が凄く好きです。
ヴァンは小さい頃はここまで気合いの入った甘党ではなかったみたいですけど(エレイン氏の証言による)、こうなるまでには何か事情があったんでしょうか?
エレインの実家は大手お菓子メーカーらしいですけど、何か関係があるのでしょうかね?
そういえば、幼馴染み2人が結構いいおうちの坊ちゃん嬢ちゃんっぽいので、実はヴァンもいいとこの出だったりするんでしょうか。
その後、諸事情によりアーロンと行動を共にすることになるわけですが、びっくりするほどミラ/セピスがない。
もう第2章も終盤なのにこの財務状況? と思ってよく考えてみたら、今回ダンジョン周回してないからか! なるほどな!
というわけで、海蝕洞は3周ぐらいしました。早く先に進めたい(ストーリー的にもシステム的にも)のは山々なのですが、金欠は大変辛いので、今後は適度に周回していこうと思います。
それにしても、やはり「軌跡」にしては意外と死人が出ますし、台詞にも結構きわどいものが多いですね。
今回の主な敵と思われる《A》の面々は、ウロボロスが品行方正に見えるほどアレですし。いや、ウロボロスにもアレなのはいますけど。
港湾区の倉庫での一幕は、敵幹部級のキャラがその場から撤退するときに、転移じゃなく歩いて移動して行くのを久しぶりに見た気がします。
……いや、そんなこともないんでしょうか? 転移多用の印象が強すぎて、よく覚えてない……
そして、第2章ラストダンジョンの黒龍城砦。
エレインも同行してくれて、初の5人体制です。とはいえ、1周目ですし、エレインはサポートメンバーにいてもらい、メインキャラ4名のパーティで挑みました。
多分、イメージとしては軍艦島なんでしょうけど、ちょっと「大神 絶景版」の鬼ヶ島に似てる感じもしました。どちらも場所は孤島ですし、中華風? で建物内系のダンジョン作ると、あんな感じになるのかな。
雑魚敵の皆さん方は、海蝕洞より楽なような……?
海蝕洞でもそうでしたけど、状態異常くらうと途端にきつくなります。今回、状態異常防止アクセサリが確率でしか発動しないのがつらいです。75%防止の割に、体感で結構突破されるんですけど、もしかして相手方の有効率が150%とかだったりするのか。
まあ、前作まではグラールロケットつけとけば状態異常全無視でしたからね。これも戦略性を高める上での改良ということなのでしょう。
……とはいえ、今後、もっとちゃんと防止できるアクセサリー出て来てくれるといいなあ……
そんな感じで、中ボスのメルキオル君の方が、正直、章ラスボスの2名より面倒だったです。マスタークォーツ・メビウスが欲しい。それかレキュリアの薬。
攻撃等の行動をする前に移動ができるようになったと言っても、S.C.L.Mシステムのことを考えると、どうしても1箇所に固まってしまうため、みんなまとめて状態異常をくらってしまうという……
4人パーティが組めるようになったことですし、今後はもうちょっとコマンドバトルの位置取り考えよう。
エレインが「ここは自分に任せて、先に行け!」をやってくれたため、ここからラスボスまでは4人体制です。
エレインの動きが素早い上に美しい。そしてやっぱり強いんですね。さすがA級遊撃士。
章ラスボスのヴィオーラ&アレクサンドル戦は、そんなわけでメルキオル戦ほどのインパクトはなかったかなーと思います。とりあえず冒頭から適当にSクラフトを打って、ブーストゲージを増やしておいた方が良い というのを学習したこともありますし。
で、グレンデル戦がやはりあるわけですけども、今回は生身ボス戦の相手とグレンデル戦の相手が違いましたし、今のところあんまり「生身ボス戦は前座」感は出ていないと思います。
……今回、第1章のフェリのポジションがアーロンなんだろうと思ってたんですよ。
なので、アーロンのサポート性能をそれなりに高めておいたんですよ。
いや、グレンデル戦の相手お前かよ。
非常に意表を突かれる展開でした。
今作、各キャラの中の方の感情表現が凄く良いと思います。
第1章のフェリの悲鳴のような「了解!」も良かったですし、第2章のヴァンとアーロンも。それだけに、ヴァンの声ありシーンをもっと(以下略)
《Xipha》について。
クォーツ色々いじってシャードスキル組むのがとても楽しい……今はまだクォーツの属性値が低いのであまり選択肢は多くないですが、これから先に進むにつれてもっと色々できるようになるんでしょうね。楽しみです。
アーツドライバのプラグインについてですが、基本的にそのドライバに何が不足しているかって、そのドライバを誰が使うかによると思うんですよね。
なので、特に1周目で敵の情報がない状態では、どの属性のアーツが不足しているか分からないまま準備しないといけないわけで。とはいえアーツ火力担当以外の面々が使うドライバには回復・サポート系を充実させておきたいわけですし。
なので、ダンジョンに到着してから、プラグインの入れ替えしたいと思うのが結構よくあります。
もどかしいことは確かなのですが、その一方で、不便を楽しむのがゲームであるとも思うので、プラグインの入れ替えができるのは工房または特殊回復装置だけ のままでいいんじゃないでしょうかね。と思います。
そんな感じで第2章クリア。評価はSで、MVPはフェリでした。
……あれ?
フェリだけステータスもりもり上がりまくるのもどうかと思って、第2章はずっとヴァンをリーダーにしてたんですけど?
ボロボロになりながらいつの間にかジャスト回避回数も40回を超えてきており(本末転倒感)、これはヴァンがMVPで決定だろ、と思ってたんですけど……?
確かにフェリに回復・サポート系アーツを使わせる回数は比較的多かったですけど、回復・サポート系の評価の比重ってそんなに高いんでしょうか。でもヴァンだってサポート系アーツ何回か使ってたしなあ。
それとも、ヴァンはMVP対象外とか?
うーん、第3章はちょっと別のキャラをリーダーにして試してみることにしようと思います。
なお、第2章終了時のL.G.Cアライメントは、LAW-1、GRAY-2、CHAOS-1です。特に調整する意図はなく、心のままに選んだ結果がこれです。
1周目は、最後まで心のままに選んでみたいと思います。
そういえば、ラングポート港湾区の掲示板を全く使ってなかったり、黒龍城砦に思わせぶりな割に単なる行き止まりな分岐があったりしましたが、これは「黎」後半で再訪することを暗示しているんでしょうか。
それとも、続編かな……