ビルシャナ戦姫 ~源平飛花夢想~ 感想6(ifエンド)
個別キャラ感想
佐藤忠信(cv.小西克幸)
奥州藤原氏に仕える武将。佐藤兄弟の弟の方。明るく単純で隠し事が下手。
遮那王が女であることを知ってしまった忠信君のあれやこれや。
遮那王が女であることを意識しないようにするため、2人で手合わせをしまくるという展開はまあまあ面白かったです。
このいい子の忠信君にあんなことを言わせた平教経ルートの義経はまじでギルティですね……
それにしても、中国武器特有のあの意味の分からん造形は、一体何なんでしょうな。
佐藤継信(cv.近藤隆)
奥州藤原氏に仕える武将。佐藤兄弟の兄の方。思慮深く落ち着いた性格。
遮那王の風邪をきっかけに女であることを知ってしまった継信が、初陣を前に緊張する義経を慰撫したり、戦場で体を張った働きを見せる話。
落ち着いた性格のせいか、弟エンドに比べて、あまりインパクトのあるシーンはなかったように思います。
義経を庇って戦場で矢を受けた継信が、咆哮して気合いを入れるシーンは、普段とのギャップがあり面白かったです。
佐々木高綱(cv.天月)
頼朝の補佐を務める少年。子供っぽいが仕事はデキる。
義経が女(中略)高綱が、義経とのショッピングを楽しんだり、梶原景時の嫌みから義経を庇ったりする話。
平治の乱の後の生まれということなので、義経より年下なのでしょうけども、何歳設定なのだろうか。……というか、作中での描かれ方的に、義経も史実より生まれが遅いように見えるんですよねえ。
景時殿は、相変わらず嫌われ役を頑張っているなあと思いました。
平重盛(cv.逢坂良太)
平清盛の子で知盛の弟。精神的にも情緒的にもお子ちゃまで、子供らしい残忍さを持つ兄上大好きっ子。
遮那王の情報収集のために平泉にやって来たしげひらくんの自我の目覚めについて。
いやあ……本編でも子供っぽいと思ってはいましたが、ここまで本気でお子ちゃまだとは思わなかったです。
この年齢になるまでお子ちゃまを脱せなかったのは、確かに境遇のせいもあって多少は同情すべきな感じはいたしますが、同じく平家の御曹司であってもちゃんと自我を確立している人もいますからねえ。
平泉の子供達にゲームでコテンパンにされて自我が芽生えたしげひらくんの今後の活躍に期待。(社交辞令)
というわけで
「ビルシャナ戦姫 ~源平飛花夢想~」の感想でした。
1周目にプレイした平教経ルートがあれだったので、ちょっと失敗したか……? と最初は思ってしまったのですが、その後のルートは良かったですし、源頼朝ルートに至っては最高でした。
感想内での頼朝様の呼び方が、頼朝ルート以降「兄上」になっている……
改めて読み返すと笑いがこみ上げて参りますね。我ながら分かりやすすぎである。
好きな攻略キャラクターの順番は次のとおりです。
知盛はむき出しの感情見せてみろ加算が入っていますね。頼朝兄上も入ってますが。
教経は、彼のルートにおける義経のめろんめろんさの割を食っているところがあります。まあ、彼自身の無邪気な押し付けもアレなんで、この位置です。
他者ルートの教経は結構いいキャラしてるんですけどね。とはいえ、主に絡んでいる知盛・重衡・とっこちゃんのあたまおかしい3兄弟がアレすぎるので、相対的にまともに見えているという可能性も捨てきれない。
(フォローになっていない……)
乙女ゲームだというのに、ラヴな理由ではなく、主人公の戦闘シーンによってCEROがDとなっているのが面白かったです。