死神と少女 感想5(蒼)
個別ルート感想
蒼(cv.神奈延年)
死神を自称する記憶喪失の青年。感情表現が極端に乏しく、理屈っぽい。
寿司と本が好き。
真相ルート。主人公が自ら幻想と決別する話。
主要キャラで最も可哀想なの兄でしょ……勝手に創られて勝手に消されるって……
いや、最初から実在しない人物だと言われればそれまでなんですけども……
個人的には紗夜ちゃんが蒼を好きになった理由や経緯がよく分からなかったので、恋愛面に関してはフーンという感じで見ていました。
そしてこのルート中の紗夜ちゃんの苦しみは、大概恋愛由来なので、ひたすら兄が可哀想だなあという感想です。
それにしても、紗夜ちゃんの親友・夏帆は、当初はウザキャラかと思っていたのですが、実は思慮深く、以外と常識的で思いやりのあるいい子だなあ。
蒼の過去についてですが、「感情がない」、「一般的な容姿から外れている」という特徴から連想されるのは、まず人形じゃないですかね? なぜそこをすっ飛ばして死神呼ばわりされるのか?
死神と呼ばれる場合って、普通は、その人の周囲で死者が頻発するとか、そういう状況の時だと思うんですけども。
そして引き続き桐島先輩は癒やし。
蒼ルートは、兄ルートに比べると、大分現実側に引き寄せられましたね。
幻想を打ち破る物語という特性上、当然ではありますが。
しかし、ハッピーエンドのあれはなんなの? 死んだと思ったら生きてましたー! なの??
結局、日生ルートや桐島ルートと同様に、紗夜ちゃんが兄のことを忘れてしまっているのがまた……
兄可哀想!