収穫は隅に置けないお兄ちゃん（「黎の軌跡2」最終幕 クリア）
（でもアイコンはエレイン）
カシム主任って、私生活あるんだな。と思いました。
そしてお相手がミラベルSCというのも物凄く絶妙な組み合わせで、何かとても和やかな気分に。オフィスラブ！
……とかいうことを冒頭に持ってこざるを得ないほど、……うーん、我々（プレイヤー）は一体何をやらされていたんだ……という感想を持ってしまう幕引きでした。
「黎1」のストーリーは良かったのに。今作も、システムは良くなってたのに。何でこうなった……
※阿鼻叫喚エンドではない。（阿鼻叫喚エンドの方がましだった気もしますが。）
あ、いや、えっと、エレインのコネクトイベントも良かったですよ。とても良かったですよ！ もちろんルネのコネクトイベントも良かったし！
そんな感じで最終幕。
もろびとがこぞりて侵蝕されまくった挙げ句、全てなかったことになった第3部の後、何事もなく時は流れ、新学期、アラミスの学藝祭当日です！ というスタートでした。
ああ、つまり、今回はアラミスの学藝祭が台無しになるんだな……と期待していたのですが。
まず、最終幕で というか、今作全体を通して一番戦慄したのがこれです。
ここで選ばせんのかよ……（選ぶのが悪いというわけではなく、過去の選択制ヒロインの悪夢が蘇るという話）
……いやさあ……「黎の軌跡2」の宣伝が始まった時、メインキャラ3名として紹介されていたのって、もしかしてこういう……？
とりあえず、「黎1」の終章で感じた可能性の拡散が、2人にまで集束してくれたのは良かった……のかなあ……？
私はエレイン推しですが、「黎」シリーズ完結までには人間関係に決着つけてほしいものです。（結局今回も決着付かなかったので）
と、アニエスとエレインのうち、どっちか選べと言われたので（そんな言い方ではない）、もちろんエレインを選びました。学藝祭見回りの同行者としてですが。
同行キャラは、いつでも変更できるとのことでしたので、一通り見回ったら、エレインに話しかけるためにアニエス同行にチェンジする感じで。
チケット制でのイベント参加はいつもの通り。
一通り参加賞をいただいた後は、クイズ王大会でチケットを消費しました。何かこれが一番労力的にも心の負担的にも軽いように感じたので。
出題される問題の種類がそれほど多くないですし、難しい問題も引っかけ問題らしいもものもほとんどありませんし、間違うと答えを教えてくれるので、数回プレイすれば、それ以降は思考停止してても正答できるのが良いですね。
グリッドハッカーズは、上級が物凄く難しかった……タイミングがシビアすぎるところがありますよね、あれ。ハッキング系で無理だろこれ、と感じたのは、これと、まだあまり慣れていない頃にプレイしたお伽の庭城の中級かなー。
あと、屋外バザーでラクダがいたのに物凄くびっくりしました。
場違い感が凄いんだが、どっから連れてきたんだ……まさかサルバッドからじゃないですよね？ もっと近場にラクダを飼っているところがあるのかな？
「あらゆる有名人（ただし有能な人物に限る）がOB」は、トールズ士官学院で十二分に堪能したわけですが（一般校ではなく士官学校なのに……）、アラミスグランゼコールにも「あらゆる～OB」臭が……
グラムハート大統領もアラミスOBらしいですが、もうここらへんでストップでいいですからね？
トールズ士官学院以外にまともな学校ないの？ 状態は、もう十分ですからね？
……というか、やっぱり「黎1」エンディング後、ヴァンさんグラムハート家に上がり込んでケーキ食べたのか……さすが気合いの入った甘党。味はしたんでしょうか？ まあ、ヴァンなら意地でも堪能するかな。
上の画像が午前中。で、大統領、夕方のメインステージまで見ていったようなんですけど、暇なの？ 普通こういうのって、一通り視察したらすぐ帰るもんだと思っていました。まあ、大統領のプライベートということなのかも知れませんが、とは言っても、そんなに長時間いられたら、受け入れ側が気を遣って大変だし、そのへんは訪問側で察してスケジュール組むんではないのかなあ……
最終幕は、従来型のコネクトイベントがありました。
エレインのコネクトイベントは、結婚式を挙げるカップルをストーカーから救うエピソードでしたが、おとりになったエレインのウェディングドレス姿……！！
麗しすぎる上に、その格好のままストーカーに剣を突きつける姿が凜々しすぎる……！！
その後、ブーケトスがエレインのところに飛んでくる演出も、ベッタベタですけど物凄く良かったです。
かっっわいすぎる……
このコネクトイベントの中で、エレインが、実家から山のように縁談話が持ち込まれていること、それを「全て断ってるので、心配しなくていい」とヴァンに言うシーンがあるのですが。
大前提として、凄く良かったんですよ？ 良かったんですけど、エレイン、どういう心理状態でその台詞言ってるの？
うーん、ちょっと高校時代に戻ったノリでヴァンをからかってる、ということなんでしょうかねえ？
ルネのコネクトイベントは、ヴァンと2人でセッションする話でしたが、ヴァンもだけど、ルネも本当、何でも出来るよね……
というか、「閃」シリーズの7組メンバーもですけど、最近の「軌跡」メインキャラは楽器の一つも弾けないと務まらないんでしょうかね。
ルネのコネクトイベントは、「黎1」の終章のものもそうですけど、いつも隙のない鬼畜眼鏡さんの心の裡や弱みを見せてもらえるのがたまんないですわね！
ちなみに私は、ルネのSクラフトの最初のところで、ちらっと右手が映る演出が大好きです。
それと、アーロンのコネクトイベントでちらっと大君の件に触れられてましたが、あれって遺伝、それも父方の遺伝なのか……
やっぱり大君の件も、「黎1」のあれで終わったというわけではなさそうですね。次回以降楽しみです。
今回、巻き戻りのせいなのか仲間の人数が一気に増えたせいなのか、本編ストーリー内で絆を深めるようなエピソードがあまりなくて残念でした。……だから仲間人数をあまり増やさないでくれと……
で、宴もたけなわの中、謎のメールに呼び出され、ヴァンは1人でトリオンタワーに赴くわけです。1人で！ 本当に学習しないな！ と心から思いました。
そして案の定隠密僧兵の皆さんに囲まれたり、前作から怪しかったニナ・フェンリィの正体が判明したりした後、ラピスの力によって仲間達が駆けつけてくるわけですが。
なんか、ゲネシスの力が奪われている影響で、メアが表に出て来られない？ とかで、ラピスがヴァンのサポートに入ってくれるのですが、サブクエストの戦闘では、普通にメア使えてたし、お伽の庭城に至ってはグレンデル化も出来てたんじゃ……なんで今更……
その後、満を持して謎のメールの差出人・「C」の待つラストダンジョンへ。
……正直、この時点では、というか、最後の最後まで、まだラストダンジョンじゃないだろう、この後もう一悶着あるんだろ？ と思っていました。
だって、まだ物語の核心部に全く触れていないじゃないですか。
ヴァンの過去や素性については？ （時の）至宝については？ 大統領の思惑と共和党の巻き返しについては？？ 大統領と結社の協定と「3年後」の件については？？？
まだだろ……まださすがに何かあるんだろ……と思いながらラストダンジョンを進んでいき、「全ての宝箱を開ける」のトロフィーを獲得した時には物凄く嫌な予感がしました。でも、前回の魔王の例もあるし、ワンチャン、と思いながらラスボスにたどり着き、やたらとヴァンが「これが最後の戦いだ！」みたいなことを言うので、「前回のジェラルド戦もそうだったし、これは来るか……！？」とわずかな期待にかけてバトル。
で、勝利して戦闘手帳コンプリートのトロフィーを獲得した時には、愕然としました。
嘘だろ……これで終わり……！？
エピローグで「閃」1、2のように衝撃の事実を投下されるわけでもなく、普通にキャンプファイヤー囲んで踊って和やかエンドってェ……
しかも、ラスボス氏のお話によると、今回の一連の事件は、エプスタイン博士の手記に書かれた世界の終わりではないとのことです。
……まあ、この程度のストーリーが手記の件だとしたら、愕然とするどころの騒ぎではないので、それはそれで良いのですが。というか、巻き戻りの件も、時の至宝とか関係なかったんですね……なんだそりゃ。
今作のストーリーは、つまり、前作の後始末なのですね。
……もっとコンパクトにして「黎1」に押し込んどきゃ良かったんじゃないかという思いが拭いきれません。
今後の作品で、「スカスカと思われていた「黎2」のストーリーが、実は丸々伏線になっていたとは！」みたいに刮目させていただけることを、切に希望いたします。
ところで、なんかの伏線なんだろうなーと思っていた、まちなかに導力ロック付きの宝箱が置いてある件は、一体何だったんだ？？
導力ロック付き宝箱と言えば、旧市街の雑貨屋の2階から行ける広場にある柵の向こうに入れましたが、導力ロック付き宝箱しかないし、ヴァンも特に何も反応しなかったんですが、「黎1」第2章首都編の夜間行動の時に、ヴァンがなにか思わせぶりなことを言ってる件はどうなったんだよう……
話が逸れましたが、ラスボスの件。
エプスタイン博士じゃなかったね！ ヴァンもエプスタイン博士の可能性は考えていたそうなので、あれやこれやは意図的なミスリードだったようですね。
結局のところ、「C」の由来については、個人的に「黎1」終章の時点で推測していた通りだったので、わーい当たった、という心持ちでした。
が、やっぱりディンゴさんは本当にお亡くなりになったのね？ クレイユ村も壊滅したのね？
だったら、通行禁止にされて現地まで行けないというのはなぜだったのでしょうか。単に反応兵器による危険性が不明だったのと、何かしら政治的な理由とかなんでしょうか？
ラスボスに勝利した後、消えゆくラスボスの元にマリエルを送り届けてくれた「ゆえあって名乗れぬ」あの人。
ナーディアが、「どこかに行っちゃったから探さないと」みたいなことを言ってたのに、イーディスにいたの？？
マリエル曰く「サングラスをかけた人」とのことなので、多分ご本人だと思うんですが、すーなーの目もCIDの目もかいくぐって、イーディス入りしたの、この人？？
……もう、さすがとしか言いようがない……
また《新生》の皆さんがそろってるところを見たいなーと思いました。
ラストダンジョンは異空間ですし、攻略中は時間も止まっていたそうなので、何の問題もなくアラミスに戻り、学藝祭は続行。……みんな体力あるな……
それは構わないんですが、ステージにフィーと銀さんがいたのは、一体何なの？？ あなたたち、それぞれ国（と自治州）に帰ってたんだから、学藝祭に特段協力とかしてないでしょ？
あと、なんで銀は戦闘服着てるの……ヤバいだろ、色々と。
フィーはいつもの遊撃士ルックなんだし、銀も普段着でいいじゃないですか。それか、わざわざ銀出すんだったら、月の姫衣装ぐらいモデリングしてあげなよ……
バトル面では、第3部に続いて中ボスの方が強かったです。
何だあの容赦なくたたみかけてくる火力……
3人そろっている戦闘開始からしばらくの間をしのぎきるのが物凄く大変でした。（初見はしのぎきれなくてゲームオーバー食らいましたし）
バトルメンバーに範囲オールキャンセル持ちのシズナ姫とバリア持ちでケートゥスファンタズマを打てるようにしたカトル、リゼットを入れ、恐怖耐性アクセサリーをつけての再戦で、ようやく何とかなりました。
ケートゥスファンタズマ、死ぬほど便利ですよね。全属性の中でダントツの最強アーツなのに、その上オールキャンセル付きだから、万が一相手に反射張られても気にせず攻撃できますし。何回か打ってると、ボスでもいつの間にかHPが減っているという感じです。
ケートゥスファンタズマの鯨、「創」のメルヴィル・レイやアークカイトスの鯨と何か関係あるんでしょうか？
ラスボスは、超火力を連打されるという感じではなかったので、余裕を持って戦うことが出来ました。
力ずくで展開されているシャードを解除された！＝コマンドバトルからフィールドバトルに移行 をされた時には、最初は何が起こっているか分からなくて棒立ちになり、結構ダメージ食らってしまいましたが、相手方の攻撃がそれほど激しくなく、ジャスト回避も結構できたので、そこまできつくはなかったです。でも、通常のフィールドバトルと違って、アイテムの使用が出来ないんですよね……
ラスボス戦は、ジャスト回避がしやすくなるサブパーツをつけておくと良いなと思いました。（アクションヘタクソなので）
えーと、釣りについて。
結局、最終幕でいける範囲でもムーンホワイトの釣り場は見付かりませんでした。
と思ったら、お伽の庭城のマルドゥック・サポートに追加された釣りシミュレーターで釣れるじゃないですか……！
えっ、ムーンホワイトのサイズランクAは、ここで釣らないといけないということ？ 「創」の夢幻回廊限定魚種みたいな？
釣りシミュレーターの海の方には温泉も併設されており、プレイアブル全員が完全回復できるのがとても便利です。……マルドゥックサポートでのCP回復「ばーんと補給や！」の存在意義は……？
で、伝説の主も釣り上げることが出来たわけですが、そうか、今回は単なる釣具屋の皆さんが釣りナビゲーターだから、「爆釣王」とか「釣神」みたいな称号はもらえないんですね……次回作に期待。
あと、お伽の庭城のポータルが1つ見付かっていないんですが……！
えー……可能な限りサーチしながら各地を走り回ったと思うんですけど、見逃す余地あった……？
そんな感じで、最終幕でした。
現在はぼちぼち「御伽ヲ歪メシモノ～そして・・・」をプレイし始めています。
何が良いって、アチーブメントでもらえるレアクォーツを、交換で入手することが出来ることですね！
前作では属性値5-3以上のレアクォーツが、事務所ランクでもらえるものを除くと1つしか手に入らないのと、セピスやUマテリアルの使い道があまりないのが不満だったのですが、今作のシステムだと稼ぎ甲斐がありますね！ 頑張るぞ。
なお、最終幕終了時の L.G.Cアライメントは、LAW-4、GRAY-5、CHAOS-6で、ラストダンジョンで黒玉鋼を1つ拾えました。……なんで前回のような戦って入手システムじゃなくしたんでしょうか……？
「黎の軌跡2」は、前作「黎の軌跡」のような4周前提がごとき作りではありませんし、デッドエンドに次ぐデッドエンドが見ていて疲れますし、……ストーリーがアレですし……2周でどうにかなるといいなあと思います。
何か取りこぼしがあれば、3周目もいくんでしょうけど……
どうやら、2023年は「イース」の新作が出るようなので、「黎3」は2024年以降でしょうから、ぼちぼちのんびりプレイしたいと思います。
