kakinagu-l

主にプレイしたゲームの感想を備忘録的に書き殴ります。ネタバレに配慮ありません。

ピオフィオーレの晩鐘 感想5(ギルバート・レッドフォード)

個別キャラ感想

感想4からの続きです。

ギルバート・レッドフォード(cv.森久保祥太郎

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※公式サイトにバナーがなかったため、ツイッターアイコンを使用しています。画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社およびデザインファクトリー株式会社に帰属します。

 

近年勢いのあるマフィア「ヴィスコンティ一家」のボス。

気さくで面倒見が良い。ニコラと違って本当に気さくで面倒見が良い。

 

何だろう、この消化不良感……

ええと、まず、ブルローネ・マフィアの3組織で「本当に」協力し合う流れになることに違和感を感じてしまいました。特に楊氏な。

楊、絶対協力とかしそうにないし、口先だけで了解しても、事態を引っかき回すためにあえて裏切ったりしそうです。

 

あと、このルートでの死亡担当がニコラなんですが、その死に方がナレ死みたいな感じで、どうにもとってつけた感を覚えてしまいました。「このルートだけ誰も死なないのも……」みたいな(ゲスの勘ぐりが過ぎる)

MSシステム活用して、処分現場とか見せてくれたら良かったのになと思いました。

 

続いての違和感として、バッドエンドでオルロックが素人にうっかり殺されるとか……

飛び道具効かない系のキャラがそんなのあり得ます? 完全に不意を突かれたとしても回避なり無力化なり十分可能な実力差じゃろうに。

 

リリィ嬢の抱える秘密に最も関係ない(と思われる)ギルバートがガッチガチの制限キャラになっているのが不思議だったんですが、蓋を開けてみたら、まさかこんなにも分かりやすくFinalルートの踏み台にされているとは思いませんでした。

というか、逆に最も関係ないからギルがこの役割を振られたんでしょうね……

もっとも、まだFinalルートプレイしていないので、どの程度踏み台にされているかは分かりませんけども。

 

ギルバードは、キャラとしては最も安定感があって、ちょっとやそっとじゃ壊れにくそう。

男気も親切心もマフィアのボスとしての冷徹さも大盤振る舞いですし、こりゃ近くで暮らしてたらリリィ嬢も好きになるに決まってるだろう、みたいな感じ。

 

まあ、終始安定感がありすぎるので、もうちょっと弱みがあった方が「頼りになる友人」から「恋い焦がれる相手」への変化は分かりやすかったんじゃないかなとも思いました。

 

3組織が協力して事に当たる流れは、違和感がありつつも安心できたので、心の平穏という意味では良かったです。これまでのルートでは必ずどこかで抗争が起こって誰かが死んでたからなー。

 

ところで、バッドエンドでちらっと出てきたような気がしますが、ギル母お亡くなりになってたんですか?

ギルバートが生い立ちを語るシーンで、母親が出て来たのは一緒にイタリアに渡ってきたところまでで、その後特に説明がなかったので、てっきりまだご健在だとばかり。

そして母の存在が伏線なのかと思ってたんですが、そんなことはなかったですね……

 

 


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