ピオフィオーレの晩鐘 感想2(楊)
個別キャラ感想
感想1からの続きです。
楊(cv.岡本信彦)
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チャイニーズマフィア「老鼠」の首領。
快楽主義者で、内面も肉体も人間離れしている。
感情移入は全く出来ませんでしたが、シナリオとしては大変面白かったです。
楊氏も、好きかと言われると笑って誤魔化すしかないですが、キャラとしては大変面白いと思います。
ステータス画面の見方が分からない……
血痕飛び散っているわけでもなく、百合の花もちゃんと色づいているのに、バッドエンドに直行したんですけども。
クリティカルな選択肢間違うと、どんなにステータス良くてもバッドエンド直行するシステムなんですかね。
リリィ嬢の恋心が、どうもストックホルム症候群のような気がしてならないです。楊氏を好きになる要素ありました? ありました?
楊氏の性格からすると、バッドエンドが一番しっくりきましたね。
自分をかばったリリィ嬢を目くらましにして、リリィ嬢ごと敵を貫き殺すというのが非常に楊らしくていいですよね。まあどう控えめに見積もっても悪役の所業ですが。
あと、リリィ嬢を失って初めて大切だったことに気付くというのが、この手の男には相応しいと思います。
ハッピーエンドは、何であれがハッピーなのかと思いましたが、心はともかく身柄は楊氏の手から逃れられたから、まあハッピーで良いのか……
ベストエンドは、楊氏が喋りすぎててなんか違和感がありました。
楊氏の視点で、楊氏が自分の心を分析しているところは良かったですけれども。
そういえば、バッドエンドで楊氏がリリィ嬢のことを「甘い勘違いをした」と言っていたんですが、ちょっと覚えがなくて「どのシーン?」と不思議に思っておりました。
が、あとでスチル埋めのために、全ての選択肢について既に選択したのと反対側を選んでいく作業をしていたら、なんか理解した……
バッドエンドの周で(というかそれ以外の周でも)「楊氏に限って絶対これはない」と思って選ばなかった選択肢側でのエピソードですね……
難しいのかも知れませんけど、選ばなかった選択肢側のことをエンディング付近で話題に出すのはやめて欲しかったかな、と思いました。
ところで、ダンテ死にすぎじゃないです?
ベストエンドでのニコラは大変アレでした……だからそういうところが小物くさいと……!