ピオフィオーレの晩鐘 感想6(Finalルート)
Finalルート感想
感想5からの続きです。
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いやあ。
思った以上の素晴らしい踏み台っぷりでした。
ギルバートルート、なんか「ニル・アドミラリの天秤 帝都幻惑綺譚」の隼人ルートを思い出してしまう。
まあ、こちらは「ニルアド」隼人と違って、二人がいい感じになる前の分岐なので恋愛的にはそんなに気になりませんでしたけれども。
スタッフブログを拝見して、隠しキャラエンドと大団円エンドがあるということは存じていました。
なので、大団円に至るためには隠しキャラの好感度を上げてはいけないのかと思って、そういう選択肢を選んでいたら、爆死バッドエンドin廃工場に直行しました……
とりあえずどちらにしろ、隠しキャラの好感度を上げなくてはいけないようであります。
隠しキャラの好感度を上げつつ進めていったところ、先に隠しキャラエンドに到達しました。
隠しキャラはディレットーレ(cv.立花慎之介)だったわけですが、中の方の演技、ディレットーレのエキセントリックなものもアンリ(ディレットーレの本名)の抑制的なものも大変良いですね!
まあ、大罪人なんですけどね!(※キャラがです)
ディレットーレの過去がかなり凄惨なものでしたけど、これはヘンにヌルくなくてかえって良かったと思います。
ディレットーレは組織の後ろ盾なしにブルローネ・マフィアやブルローネ市警、ある意味ではバチカンまでも翻弄してのけたわけですから、あのぐらい突き抜けた過去を持っているのでなければ、あの執念の根拠や、実行力の説得力がない。
隠しキャラエンドでは、アンリに戻ったディレットーレが、これまで犯してきた罪の報いを受ける覚悟を持っていたのが大変良かったと思います。
大団円エンドでは、一連の事件にダンテが決着をつける流れが良かったです。描写されればされるほどなぜか可愛くて可哀想な感じになるとはいえ、ダンテはメインヒーローですし、あと私がダンテ贔屓なので……
ところで、Finalルート(とギルバートルート)でダンテ父を殺害したの誰なんだろうか。
オルロックではないんですよね?(雰囲気的に)
これらのルートでは、本当に病死だったんでしょうかね?
ディレットーレが爆殺好きすぎて、しまいには笑えてくるルートでした。
ディレットーレには是非B(ブルローネ)ボマーの称号を献上したい。
あ、あと、Finalルート解放のムービーが物凄く格好良いです。
ムービー扱いなので、いつでもギャラリーから見返せるのが嬉しいところ。
というわけで
「ピオフィオーレの晩鐘」の感想でした。
意外に共通ルートも個別ルートも短かったですが、情報量が多く、コンパクトにまとまっていたので、ボリューム不足とは感じませんでした。
あと、攻略キャラ同士の抗争やら裏切りやらで腹一杯に……次は誰が死ぬんだ……みたいな。
最後に、好きなキャラの順番を。
ダンテ・ファルツォーネ>ギルバート・レッドフォード>楊=ニコラ・フランチェスカ>ディレットーレ>オルロック
ギルバートルートを独立にしてあげて欲しかったです。