ピオフィオーレの晩鐘 -Episodio1926- 感想6(-ALTERNATIVA-)
-ALTERNATIVA-ルート感想
大団円エンド時空。「ファントム」を名乗る謎の男のブルローネにおける陰惨な犯行を止めるため、ブルローネマフィアとオルロックと主人公が奔走する話。
あんまり関係ないですが、ギルバート→オルロック→ニコラ→楊→ダンテ→大団円 の順にプレイしました。
同情の余地が限りなく0のナチュラルボーン真性サイコパスが犯人って、何か珍しくない……?
見ている分には面白かったし、最後には、逮捕させることまでは出来なかったものの、犯行を止められただけでも良かったと思いました。
まあこの件については警察と司法が全く機能しないから、やむを得ない結末だったのだろうと思います。
そして大団円エンドは、無印の大団円エンドに引き続き、ダンテが始末をつける流れが素敵でした。どれだけ可愛くて可哀想で可愛くても、メインヒーローだから……!
ところでオルロックは、銃弾を切り飛ばせる身体能力と技術の持ち主だったはずでは……? 屋内で距離が近すぎたから、さすがに無理ということだったのですかね。
それにしてもダンテが可愛すぎてどうしようもない。
この「1926」では、そこまで気合いの入った甘党なシーンは出て来ておりませんでしたが、やはりダンテは甘党であってこそですね。カフェラテに砂糖を入れているのを主人公に見られ、口止めするダンテが滅茶苦茶可愛かったです。
あと、港のシーンでカモメを警戒するダンテがあまりにも可愛い。エサを求めるカモメの群れにたかられる幼少ダンテのイラストが物凄く見たかったです。
それと、エレナとリリィ嬢が見せてもらっていたダンテの幼い頃の写真も、是非とも見たかったよ……
エレナが「シニョーレ・ファルツォーネは小さい頃から綺麗だったんでしょうね!」と言っていたので、心の底から「同志!!」と思いました。
楊に振り回されるオルロックが面白かったです。
オルロックの「……わからない。気がついたら、いた」は、毎回スキップ止めて台詞を聞いてしまいました。
冒頭の聖堂爆破は、前作のディレットーレの爆殺魔っぷりへのオマージュかと思いましたが、あそこだけでしたね。
クライマックスのファントムのアトリエでの対決の時、自爆来るかなーと期待していたのですが(ひどい)、なくて残念でした。
-ALTERNATIVA-の前半で、ちょこちょこ六凰会の幹部会議のシーンが出て来たので、後半の事件に六凰会が絡んでくるのかと思っておりました。
が、結局全く出て来なくて、あれー? という感じでした。
あの会議のシーン見る限り、楊・袁以外の幹部達は結構普通っぽいですが……六凰会で成り上がる気はないらしい楊はともかく、なぜ袁が何年もおとなしく第4位という立場に甘んじているのか、謎は深まるばかりです。
幹部の椅子争奪デスゲームに耐えられるような幹部会にも見えなかったのですけどね。
それとも、見るからにアレな奴よりも一見普通な奴の方が実はアレみたいな、そんな感じなのでしょうか。
-ALTERNATIVA-では、ナチュラルボーン真性サイコパスがなぜアンリに執着しているのかよく分かりませんでしたね。
-HENRI-の方で明かされたり、ナチュラルボーン真性サイコパスの人間性が多少なりとも垣間見えたりするのでしょうか。
-ALTERNATIVA-コンプリート特典のイラストが、サブキャラの皆さん大集合でしたが、その中の1人だけ誰だか分からなくて、公式サイトのキャラクターと見比べてしまいました。
結果、ギルランダイオ氏だった……存在忘れてて、何かスマン……