kakinagu-l

主にプレイしたゲームの感想を備忘録的に書き殴ります。ネタバレに配慮ありません。

蛇香のライラ ~Allure of MUSK~ 第一夜 ヨーロピアン・ナイト 感想1(ヴィンス・ルーガン)

はじめに

Switch版ではなく、PC版です。

PCで乙女ゲームをプレイするというのを、実はやったことがなかったので、ちょっとやってみようと思ったのがきっかけです。

あと、攻略キャラの中の方目当てというのもあります。

 

プレイ順は
ヴィンス・ルーガン→ロラン・クライデル
です。

 

第一夜~第三夜までプレイしましたが、自分三角関係とか全く萌えないし燃えないわ、というのを痛感させていただきました。

まあ、分かってたけどね……

 

そんな感じで感想です。
声優さんの氏名は敬称略です。

 

ストーリー概要

高級サロン「カマル」の踊り子である主人公は、実は依頼人からの注文に応じて潜入調査等を行う密偵でもあった。

主人公の住む国・シャナーサ王国において、各国の王子が集まり開かれる会議の最中、亡国の王子ロラン・クライデルにある依頼をされた主人公は、ルーガン王国の王子・ヴィンス・ルーガンの元に潜入することになる。

 みたいな話。

個別キャラ感想

ヴィンス・ルーガン(cv.谷山紀章

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ルーガン王国の第一王子。堅物優等生。

 

簡単に言うと、

 

起→人捜しの依頼のため、主人公シリーンがヴィンス殿下の調査開始

承→ヴィンス殿下は、ちまたの評判よりいい人でした(ぐらついちゃうシリーン嬢)

転→ルーガン王国でクーデター発生。ヴィンス殿下、人望のなさにより国を逐われる

結→心の成長を遂げたヴィンス殿下、旧臣や他国の助力を得て国を奪還!……あ、人捜しの依頼は別口で解決しました。

 

という話。

特にひねりとかどんでん返しとかない、非常に普通の話でした。

……いや、いつの間にか全然関係ない方向から、話のきっかけとなった人捜し依頼が解決してるというのはちょっとアクロバティックだったような気もしますね。

 

ボリューム的な制限があるのかも知れないので仕方ないのかも知れませんが、もう一ひねり欲しかったなーと思いました。

クーデター首謀者が何事か言っていた伏線(?)がまだ回収されていない(と思う)ので、他のルートでもうちょっと広がりを感じられるようになるんでしょうか。

 

それにしても、クーデター首謀者氏は一体何がしたかったんでしょう。

クーデター成功後、特に何の政策も打たず、国が荒れに荒れまくっている、ということなのですが。

ヴィンス殿下に嫌がらせできれば何でも良くて、そのためには民が飢えようが、他国に侵略されようが、構いやしないということなんでしょうか……

 

結果としては第一王子であるヴィンス殿下がクーデターを阻止(っていうか)したわけですが、これ、別にヴィンス殿下がやらなくても、クーデター首謀者がそのうち別の誰かに刺されて終わりそうだな、と思いました。

 

ハッピーエンドで、ロラン様が意外と密偵仕事に素質を発揮し、シリーン嬢の代わりにカマルで密偵として働くことになった、という話がありましたが、密偵仕事に素質があるロラン様ってどんな……?

すっごく見てみたいです。ロランルートで見られるでしょうかね?

 

バッドエンドは、どうしてそうなった……? としか言いようがないです。

シリーン嬢が女王様になってヴィンス殿下を下僕にしてるわけですが、ヴィンス殿下、あれだけ国民にいいこと言って協力してもらった結果がこれかよ……

国民や貴族の皆さんは、今こそクーデター起こしていいんじゃないですかね。

 

シリーン嬢は、作中での扱いほど密偵として有能だとは思わなかったんですけど、傾国に関しては物凄い手腕をお持ちなんですね。

というか、シリーン嬢は大変ひどい目に遭った(性的に)とは思いますが、それで心ぶっ壊れてあんなことになってしまうって、美貌と色気と催淫能力付きのタトゥーを主な武器とする密偵としてはどうなの……?

シリーン嬢、本当は密偵には全く向いていなかったんでしょうね。

 

しかし、なぜヴィンス殿下は殿下呼びなのに、シャナーサ国王のライザール氏は陛下と呼んでもらえないのだろうか……

 

あと、シリーン嬢が全幅の信頼を寄せているカマルの店主様ですが、あいつ絶対黒いよね、と思いました。

 


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