軍靴をはいた猫 感想2(くーにゃん)
個別キャラ感想
感想1からの続きです。
くーにゃん(cv.村瀬歩)
姫様の幼馴染みその2。
ツンデレで、手先が器用で病弱なツンデレで、薬草氏であり裁縫師でもある実はハイスペックなツンデレ。
要するにツンデレ。
状況的には非常にシビアなのに、全体的な印象はラブコメっぽいルートでございました。
姫様が身を守るためにくーにゃん宅やらその他の場所やらに避難しており、シビアの現場にいないせいでありましょう。
あと、くーにゃんのツンデレのせいな。
ストーリー的には、和国や姫様達にとって非常に厳しい状況であり、登場人物達の心情的にも場所的にも変遷が大きいところが良かったです。
その割には姫様とくーにゃんはラブコメを繰り広げてくださるわけですが。
シビアな雰囲気は今後のルートに期待ですかねえ。
まあこれはこれで、状況のシビアさとラブコメのギャップが面白かったので良かったです。
あと、くーにゃんの能力や性質(体力とか性格とか)的に、あんまり政治面でシビアな方向に話が振られると、活躍できないですからね。
恋愛面では、時間の積み重ねの勝利その2でございました。
といっても、ユズと違って幼馴染みゆえの本編開始前からの積み重ねと言うよりは、姫様の和国城脱出後からの積み重ねと感じました。
同居ネタが、本当にお手本のような同居ネタだった。
というか、くーにゃん、今時あんなツンデレってある……?
姫様も姫様で、鈍感系ヒロインみたいな対応するしさあ……
まあそんなネタみたいな関係性を経てこそ、ハッピーエンドでの姫様の「それはくーにゃんでいう『好き』って意味だな!」という台詞に大きなカタルシスがあるのでしょう。
いやほんと、成長したよね、姫様。いろいろあったもんね……
あと一颯様が滅茶苦茶ナイスアシスト。
ユズが帝国に、「くーにゃんによる姫様誘拐事件」(偽装)の説明をしているとき、ユズルートの中途バッドエンドが物凄く彷彿とされました。
お前(ユズ)が言うと説得力あるな。
くーにゃんは三毛猫らしいですけど、雄の三毛猫かあ……
病弱なのと関係あるんですかね?
でも、姫様も金銀オッドアイですけど特に聴覚に問題ありそうな描写ないですし、猫とはいえその辺は関係ないのかな。(進化?)