kakinagu-l

主にプレイしたゲームの感想を備忘録的に書き殴ります。ネタバレに配慮ありません。

DAIROKU:AYAKASHIMORI 感想2(比良)

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個別キャラ感想

比良(cv.小林裕介

DAIROKU:AYAKASHIMORI(比良)

主に天狗と狸が住むアマツナ地区の統。天狗。

生きることに飽いた面倒臭がりで、統としての仕事は側近の高尾に丸投げしている。しかし天狗としての力は群を抜いているらしい。

 

比良は反抗期みたいなもの、と常磐室長が言った言葉がたいそうよく分かる素晴らしい描写力でした。

分かりすぎて、こっちの心が痛くなってくる……

 

ストーリーとしては、「信頼関係の構築が全ての礎」という感じ。

特殊庁のお偉いさんである金田管理官とその息子がキーパーソンなわけですけども、どうもこの2人、というか主に金田管理官の存在がフワフワしているんですよね……

政治家一族のサラブレッドで、将来的に国会議員選挙への出馬も視野に入れている、という設定なのですけど、本当にそうだとしたらこんな存在を秘匿されている「特殊庁」の官僚なんかにならんでしょ……普通に主要省庁に入るでしょ……

言動も、政治家を目指さんとする人間にしてはうかつだし雑すぎますよね。

 

金田管理官の息子が希望して、サクラタニのイベントを見学することになり、その案内をしのちゃんが担当するわけですが、そのイベントの主担当、しのちゃんなんですが。

イベントのメイン担当者は、連絡調整や突発事案への対処のために、当日はフリーにしておくのが一般的だと思うんですけど、何でそんな配置にした?

VIP(金田Jr.がVIPかどうかはともかく)の接遇は、普通は上席の人、この場合は常磐室長が担当するもんなんじゃないんですかね?

 

とかまあその辺の違和感はともかく、反抗期引きこもり比良さんに対して、しのちゃんがガンガン押していくのが良かったです。

比良さんがだんだんほだされていくのも大変分かりやすかった。

 

「比良さんが反抗期状態になった理由」と、「千年前に比良が神通力を授けた人間」と、「お前(しのちゃん)の前にもいた変な妖守」がリンクしてくることを期待していたのですが、それぞれ単発で残念でした。神通力の件に至っては、高尾さんがちらっと言っただけだったし……

白月さんもそうでしたけど、重大なトラウマを抱えていそうな言動をする割には、その辺の回収があっさりしすぎなんだよな。

 

比良との信頼関係を深めた結果、妖達から金田親子を告発する材料を提供してもらうことが出来た、という流れは大変良かったです。

 

恋愛面では、前述の通り比良さんがしのちゃんに惹かれていくのはよく分かりましたけど、逆はいつの間にそうなったのでしょうか。

比良さん意外とボディタッチ多かったから、その辺でということなのでしょうか……

 

で、妖と人間の恋愛観の違いの話はどこへ行ったのだろうか。

 

 


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