kakinagu-l

主にプレイしたゲームの感想を備忘録的に書き殴ります。ネタバレに配慮ありません。

KLAP!! ~Kind Love And Punish~ 感想7(その他諸々)

感想6からの続きです。
個別キャラ感想で書ききれなかったことなどを少々。
 

バッドエンドについて

各選択肢に「Love up」と「Love down」が設定されていて、最終的に好感度が50%より高ければハッピーエンド、50%以下ならバッドエンドということみたいです。
必ず正答しないといけないクリティカルな選択肢はなかったように思います。私が気付いていないだけかもしれませんが。
 
というシンプルなシステムでしたので、ヘタレ乙女ゲープレイヤーな私でも、攻略ブログさんのお世話にならずに済みました。
 
紫苑先生のバッドエンドを見ようとした際、好感度下げの機会が他の攻略キャラの皆さんより少なくて、最終的にゲージのちょうど真ん中までしか下げられませんでした。
こりゃやり直しか? と思いつつもそのまま進めた結果、バッドエンドに入れたので、逆に言うと半分を越していなければハッピーエンドに行けないということですね。
 
普段、1キャラのハッピー/バッドエンドは続けて見ることが多いのですが、「KLAP!!」は、最初にプレイした燈真のバッドがあまりにもあっさりだったため、「他の皆さんも同じ感じなら、バッド見なくてもいいかもな……」と思い、取りあえずハッピーエンドだけ先に見たという経緯があります。
まあ、結局バッドエンドも最後にまとめて見たんですが。
 
その結果、
・あまりにもあっさり
 燈真、壮介、明人
・そこそこ演出あり
 カミル、紫苑先生
・一見の価値あり
 奏
という感じでした(個人的に)
 
中でも奏は、他の皆さんに比べて非常に希望のあるバッドエンドでした。
説明がないのはハッピーエンドと同じですが、個人的にはバッドエンドの方が流れ的にはしっくりきた気がします。
 
あと、カミルはハッピーエンド見た時に「これ、バッドエンド酷いことになりそう」と思ったんですが、実際見てみたらそうでもなかったですね。
暦ちゃん吸血鬼化拒否→カミル精神的にアレな感じ(ヤンデレ?)になり、無理矢理吸血
ぐらいのことが起こるのかと思ってたんですけども。実際は凄く理性的な身の引き方でしたね。君の精神力を侮っていてスマン、カミル……
 
ちなみに「あまりにもあっさり」の3エンドは、暦ちゃんがお亡くなりになります。参考までに(何の?)
 
自業自得とはいえ、5人続けてラブがダウンする選択肢を選び続ける(そして攻略キャラの悲しげな顔を見続ける)のは精神的に来るものがありました……
もうこのやり方はやめようと思います。
 

調教システムについて

正直、それほどアレな感じはしませんでした。
 
といいますのも、こういうミニゲーム系って、ついつい一生懸命やってしまうんですよね。負けず嫌いの血が疼くというか。
 
そういうわけで、多分おいろけな台詞を言ってるんだろうなーという感じで、耳には入ってくるものの、台詞の内容や雰囲気まで脳に届かなかったのです。私の場合は、ですけど。
 
あと、指定されたリズムに合わせてタップしていると、ちょっと長い台詞は語尾が切れて、最後まで聞こえないんですよね……
そんな中でも印象に残った台詞がこちら。
 
カミルの「ナニヲスルー」と、
燈真の「もげるー!」
です。
 
短くてキャラに合った分かりやすい台詞って素敵ですね。
まあ、鞭やら何やらで叩かれてるときの台詞なんですけどね。
時間があるときに、ミニゲームの成績抜きにして、ちゃんと台詞聴いてみたいです。
 

ということで

なかなかぶっ飛んだ設定の上に堅実なシナリオが構築されていて、いい具合にアクセントが利いた良作だったと思います。大変楽しくプレイできました。
 
好きなキャラ順を一応。
紫苑=燈真>壮介>明人>カミル>奏
 
紫苑先生は、そもそも自分の基本的な好みが年上キャラな上に、かなり感情移入してしまったのでこの位置に。
ていうか壮介以外はみんな年上ですけどね……まともに年上っぽいの紫苑先生だけでしたのでね……
そんな紫苑先生と甲乙つけがたいのが燈真でした。ナイスキャラ(鼻とか)ですし、物凄く男気のあるいい子ですし。
自分でも意外なのが壮介です。要素的にはあまり好みでないはずなのですが、なぜかこんな位置に。声か? 声なのか?
いやまあ多分、(心の)鞭を構えていたところに、冒頭デレのカウンターパンチを食らったせいです。おそらく。