悠久のティアブレイド -Lost Chronicle- 感想2（アタルヴァ）
個別キャラ感想
感想1からの続きです。
アタルヴァ（cv：寺島拓篤）
不思議な帽子と不思議な髪型（第一印象）の箱入り……じゃなくてドーム入り青年。それがゆえ、世間知らずすぎてヤバイ（誉めてる）
実はロウの記憶をストレージするために生み出されたロウのクローン（の1人）。
2周目以降の（確か）追加シーン（だったはず）で、その辺をいじるシュドとヤジュルが物凄く楽しそうで、大変良かったです。この頃は平和でしたね、ヤジュルさん？
この追加シーンで、男ども3人がイヴちゃんに関しての感想を述べ合うのですが、それが「かわいくて純粋で真っ白なんだ！」みたいな感じでして、ここもイヴちゃんがラノベのヒロインっぽいと感じる理由であります。
誉め方が女性向けっぽくないというかイヴちゃんに「男の子」の理想を見すぎというか（個人の感想です）
誉め方が女性向けっぽくないというかイヴちゃんに「男の子」の理想を見すぎというか（個人の感想です）
アタルヴァに話を戻しまして。
彼は非常に不器用で、運動神経も残念です。乙女ゲー攻略対象で、ここまで残念な感じに描かれたキャラは初めて見たかもしれない。
彼は非常に不器用で、運動神経も残念です。乙女ゲー攻略対象で、ここまで残念な感じに描かれたキャラは初めて見たかもしれない。
ドーム内の家で、世間と切り離されて育った故……なのか？ それともアレのコピーだからなのか？（ひどい）
同じ環境で（そして同じ遺伝子で）育ったはずのアタルヴァ兄・リグ氏を見ると、そうでもない気がするんですが。
同じ環境で（そして同じ遺伝子で）育ったはずのアタルヴァ兄・リグ氏を見ると、そうでもない気がするんですが。
そんなアタルヴァが、イヴちゃんの家の雨漏りの修理をしようとして、釘の代わりに自分の指しこたま打ち付けたけど得意げにしているところとか、屋根から転げ落ちかけて助けを求めるところとか、あとネオスフィアの屋根？ 壁？ 修理中に足場から落下して高所恐怖症になったり。彼のそんな場面が結構好きです。
なのにアタルヴァのことはそれほどでもないって、やはり自分、本当にツンデレ興味ないんだな……
正直、リグ兄さんinアタルヴァの方が好きだった……すまん、アタルヴァ。
正直、リグ兄さんinアタルヴァの方が好きだった……すまん、アタルヴァ。
中の方は同じはずなのに、ノーマルのアタルヴァとリグ兄さんinアタルヴァが別人で、本当に声優さんの演技力って凄いなー……と思いました。
ストーリー的には、シュドルートと比べると、こぢんまりして密度が高く、丁寧に描写されていた印象でした。シュドルートは、シュドであってシュドでない過去編の比重が大きかったり、空間的な移動が大きかったりしたからでしょうかね。
ご都合主義の程度も、比較的控えめだったように思います。
「えっ」と思ったのは、死んだはずなのに弟の脳に間借りしてるリグ兄さんとか、音声入力で軍の兵器を無効化できるリグ兄さんとか、リグ兄さん絡みのところが多かったですね……
ラスボスに「オリジナルより優秀」とリグ兄さんが褒められていて、ロウはとんだとばっちりでしたね……
「えっ」と思ったのは、死んだはずなのに弟の脳に間借りしてるリグ兄さんとか、音声入力で軍の兵器を無効化できるリグ兄さんとか、リグ兄さん絡みのところが多かったですね……
ラスボスに「オリジナルより優秀」とリグ兄さんが褒められていて、ロウはとんだとばっちりでしたね……
アタルヴァは自分の出生を知って悩み、苦しみ、生きる意味があるのかとまで思い詰めるんですが、すまん、シュドの苦悩ほど萌えなかったし燃えなかったよ。
ずっと探していた「自分のものではない記憶」の持ち主があんなんだと知って、しかも自分はそのクローンだということも分かって、イヴちゃんへの自分の気持ちは、本当に「自分」のものなのか分からなくなってしまう。そのことに苦悩するのは分かるんですけれども。
何だろう、キャラの性格の差なんでしょうか。それとも悩みの内容なのか。多分両方ですかね……
ずっと探していた「自分のものではない記憶」の持ち主があんなんだと知って、しかも自分はそのクローンだということも分かって、イヴちゃんへの自分の気持ちは、本当に「自分」のものなのか分からなくなってしまう。そのことに苦悩するのは分かるんですけれども。
何だろう、キャラの性格の差なんでしょうか。それとも悩みの内容なのか。多分両方ですかね……
シュドルートは、なんやかんやあっても、結局シュドがイヴちゃんを助ける感じでしたが、アタルヴァルートは、基本的にイヴちゃんがアタルヴァを支えておりましたね。コピー元がアレだからでしょうか。
ハッピーエンドは、現時点では地上の浄化はならず、ただ（イヴちゃんが命を落とさず浄化する）希望はある、というところで終わっており、このあたりもご都合主義の程度が軽くて、良かったと思います。クレイドルも一応生きて（稼働して？）おりますし。
気になったのは、現在、地上に暮らす疑似人類は何人ぐらいいるんだろうというところですね。汚染による病気を発症した人をネオスフィアに受け入れ、きれいな環境下で暮らせるようにする、ということみたいですが、全員受け入れられるんでしょうか。ネオスフィアの定員は100万人らしいですが。
気になったのは、現在、地上に暮らす疑似人類は何人ぐらいいるんだろうというところですね。汚染による病気を発症した人をネオスフィアに受け入れ、きれいな環境下で暮らせるようにする、ということみたいですが、全員受け入れられるんでしょうか。ネオスフィアの定員は100万人らしいですが。
トラジックエンドは……誰も幸せにならない終わり方ですね……
イヴちゃんがイヴ様に飲み込まれて、イヴ様がアタルヴァをロウだと思っているので、アタルヴァもそう振る舞わざるを得ないという。
アタルヴァ、アイデンティティの確認したばっかりなのにね……
イヴちゃんがイヴ様に飲み込まれて、イヴ様がアタルヴァをロウだと思っているので、アタルヴァもそう振る舞わざるを得ないという。
アタルヴァ、アイデンティティの確認したばっかりなのにね……
帽子は分かりませんが、アタルヴァの髪型の意味は多分ここにあったのかなと思います。過去ロウとアタルヴァ、同じ髪型ですよね？
さて、この先制限ルートに入るわけですが、シュド、アタルヴァの2ルートで残された謎が解明されるんでしょうか。楽しみです。
