kakinagu-l

主にプレイしたゲームの感想を備忘録的に書き殴ります。ネタバレに配慮ありません。

タンポポのような彼(「創の軌跡」EX Chapterプレイ中)

創の軌跡(エリィ・マクダエル)

彼が執行者になれない理由が分かったぞ。

 

 

執行者の条件らしい闇が足りないんだな。きっと。

 

というわけで、EX Chapter「夢幻の彼方へ」で夢幻回廊第5層クリアまでの感想を少し。

 

 

本編のボスの間突入直前、夢幻回廊に一応行ってみたところ、ラピスとキーアが「記憶が巻き戻されたみたい」とおっしゃいまして、その言葉通り、各キャラの配置や台詞も、夢幻回廊第4層の状況も、ラストダンジョン突入前と特に変化はありませんでした。

変化といえば、各キャラに話しかけたとき、「お疲れ様だ」とか「どうかしましたか?」みたいな短い音声が入るようになったことでしょうか。

これ、本編クリアしないと第4層中間地点の結界的なあれは開かないのか……

 

 ということで、クリア後。

やたらと固い上に各種状態異常が面倒くさい第4層後半ボスをなんとか倒したところ、発生した異常の解決のため、システム氏が第5層以降の深層領域に入れてくれることになりました。

……それにしても、この異常解決を、俺達の協力関係の集大成にしよう! みたいなこのノリ、凄く「閃2」を思い出すんですが……もうちょっとそれっぽい言い方ないのか……

 

深層オープン以降発生するようになったグループミッションですが、報酬がおいしすぎて円庭とダンジョンをほぼ1戦ごとに行き来してしまうので、探索とレベル上げが進まないこと進まないこと。

でも、このぐらいおいしい黒ゼムリア鋼とUマテリアル稼ぎの手段がなければ、50人ぐらいいるプレイアブル全員分の黒ゼムリア武器とか、交換メニューの上位アクセサリーとか、入手不可能ですよね……

 

それでも何とか第5層のボスまで到達しました。

これより前に、アップデートで金の封印石キャラに追加されたマクバーン(公式サイトに普通に書いてあったのでここでも書いちゃいますけど)を仲間入りさせており、グループミッションのメンバーにも入っていたので、たまたまアタックメンバーとして連れて行っていたのですが、連れて行っていて本当良かったなと思いました。

第5層のボスが異界の王バージョンのマクバーン(偽)だったので。

 

で、偽マクを倒すと、白い女性の影が出現します。途切れ途切れですが、「これで死なないなんて。この先に進むなら覚悟しなさい」的なことを言ったみたい?

顔は映されませんでしたけど、盟主ではないですよね。髪質的にはキーアに似てるかなーと思いましたが、似たような髪質のキャラ他にいましたっけ。それとも特に誰の似姿でもない普通の新キャラでしょうか。

あ、ぽんこつ耳のため、声で判別は出来ません。

 

うーん、普通だったら第5層を何周かしてから上の階層に行くんですけど、グループミッションのせいでなかなか進まないからなあ。もうストレートに行けるところまでいっちゃいましょうかねえ(本末転倒が過ぎる)

 

ちなみにですが、金の封印石キャラ、私の出現順は以下の通りです。

ローゼリア→ジョルジュ→オリビエ(とシェラザード)→アンゼリカ→トヴァル→アルゼイド子爵→オーレリア分校長→マクバーン→アルフィン皇女

 

最後の一人は、公式サイトのスクリーンショットか何かで見た覚えのあるヴィータ・クロチルダさんなのでしょうね、たぶん。

……あれ、ミュラーさん金の封印石キャラでのプレイアブル入りもないのか……そうか……

あと、エピソードでプレイアブルだったセドリックがいるかも知れないと思ってたんですが、いませんでしたね。さすがにこの面子の前にのこのこ顔出させられないか。

2人目ぐらいまでは、なぜにこのタイミングで彼ら? と思っていたんですが、単にランダムの結果か。もう、マクバーンがアルフィン皇女より先に出てる時点でランダム確定ですね、これ。

 

せっかく異界の王たるマクバーンがプレイアブル入りしてくれたので、使ってみようとオーブメント画面を開いたところで、もう驚愕です。

創の軌跡(マクバーンのオーブメント画面)

何コレ……こいつどう見てもクラフト使いだし、実際クラフトも凄いのがそろっているというのにオーブメントのラインも一本かよ……

しかもアタックランク全Sとか、何なのコレ……

ちなみにマスタークオーツは別キャラでレベル上げしたので当初の7から9に上がってますが、それ以外は加入時のままです。スロットも全強化済み。未だにほとんどのキャラが未強化スロット残っている状態なので非常に嬉しいは嬉しいのですが、さすが異界の王としか言いようがない……

 

ミニゲームは、ぽむっと!の追加分と「炎の《VM》道場」はまだ手をつけていません。

ぽむっと!も《VM》も厳しい戦いの末にようやくトロフィーを獲得したので、ちょっと、心の準備が……

ただ、マクバーンとは《VM》一戦交えて、特に苦労なく勝てました。

相手方はタイラントがマスターで、ダルンダラを中心に火属性カードをよく出してきたような?

こちらはホーリーシスターをマスターにして、魔法石からアモルタミス、レデュースからのテンターク、レグナ・クロックス、とカードを出して3ターンぐらいで撃破できました。

もらえたカードはタイラントでした。両隣の強化というアビリティだけで言えば、ホーリーシスターの上位互換なんですよね。うーん、《VM》道場に挑む際にはどっち使いましょうかね?

 

エピソードは、第4層ボスからの封印石から生じた「うしろの正面だあれ」と追加エピソードの「ブライト家の休日」の2本です。

「うしろの~」は、結社関係の内容でしたが、それにしても共和国新大統領何者なの……結社、次は帝国を相手にしたときのような小物っぽい真似はないようにお願いしたいです。

使徒ではなく、執行者No.0でもなく、1だからこその役割とは一体何なのでしょう。……同じ執行者でも、0、1と19の差って物凄いな……

この続きは英雄伝説9で! みたいな記載が最後にありましたけど、英雄伝説としてのナンバリング続いてるんですね。このエピソードで一番意外だったのそこかも知れません。

次が9ということは、「空」3作が6、「零」「碧」が7、「閃」4作+「創」が8、ということかな。

 

「ブライト家の休日」は、やっぱりブライト家色んな意味で最強だなあというのを再確認させていただけました。一家の軸であるカシウス&エステル父娘の明るさと強さが、ヨシュアやレンだけでなく、多くの人や事件を照らし、解決に導いてきたのですよね(「空」信者フィルター装着後の見解)

創の軌跡(エステル・ブライト)

そして久しぶりの「あ、あんですって~!?」いただきましたー!

これといい釣りの件といい、「空」を丁寧に扱ってもらえてる感があって、「空」贔屓の人間としては大変嬉しいです。

 

同じく「空」からのキャラであるギルバートも出て来ましたけど、レンに「切っても切っても生えてくる雑草みたいな人ね」と言われ、「僕は荒野に何度でも芽吹くタンポポのような男だ!」と答える彼の言葉を聞いて、私はようやく理解しました。

ギルバートは、執行者になるには前向きすぎ、ガッツがありすぎなんだな。執行者に必要とされる闇が全く足りてないんだな……

セドリックが執行者になれるなら、それより先にギルバートがなれるだろ、とか思っていたの、撤回します。ギルバートには執行者なんかより今の地位の方が合ってますね。

 

時系列としてはギルバート登場の前ですが、温泉でカシウスパパがヨシュアに向かって言った台詞、

「お前達は式は挙げなくていいのか?」

には本当、ヨシュアだけじゃなく私も吹き出してしまいました。

おおう、式、式って……!

続けてカシウスパパ、

「お前が入り婿になるんなら許してやらないこともない」

とかおっしゃっていましたけど、入り婿も何も、ヨシュアも今はブライト家の人間でしょうが。どっちがどっちに嫁入りしようが婿入りしようが同じことでは??

 

考えてみれば、エステル達はもう二十歳超えてますし、公私ともに当然のように確かなパートナーですし、いつ結婚してもおかしくないんですよねえ。

彼らが16歳の頃から見守ってきたプレイヤーとしては、心底感慨深いものがあります。

「閃4」大団円のオリビエ&シェラさんみたいに、いつか彼らの結婚式が見られるのかな、と思うと、今後の楽しみが増えますね。

 

その一方で、某モテモテ主人公達には、こういったドキドキわくわくの期待は持てないんだな……女性陣もキープされちゃってるので永劫独り身ですし……

男性陣であれば、今作のランディみたいに、まだ望みがありますけどねえ。

ここでこういったエピソードを出してきたということは、制作側でも選択制パートナーの致命的難点を理解してくれたということでよろしいのでしょうか……

何にせよ、次期シリーズのキャラクターやシステムが判明するまでは、別の意味でのドキドキが止まらないです。

 

そんな感じで、現時点までのプレイ雑感でした。