kakinagu-l

主にプレイしたゲームの感想を備忘録的に書き殴ります。ネタバレに配慮ありません。

DAIROKU:AYAKASHIMORI 感想4(湫)

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個別キャラ感想

湫(cv.逢坂良太

DAIROKU:AYAKASHIMORI(湫)

蛇妖の集団ミツチの自称統。自身も蛇の妖。

偉そうな態度だが、子供っぽい部分も多い。嫌いなものは妖守。好きなものは甘いもの。

 

公式サイトの情報によると、攻略対象キャラの中で比良に次いで2番目に年長なのに、この子供っぽさは一体どうしたことか……

あと、大蛇と同時に転生した設定なら、年齢が違うのはおかしいのでは? まさか転生前の年齢も合算されているんでしょうか。年齢の概念……

 

ストーリーとしては、ミツチの企みとは一体!? みたいな感じ。

途中での思わせぶりさに比べて、なんか大分尻すぼみでした。

まあ湫は終始「オレ as No.1!」的なことを言い続けているだけでしたのであれですが、大蛇さんは絶対もっとえげつないこと企んでいると思ったんですけどねえ。

湫の根拠に乏しい思い込みも大蛇の洗脳のたまものかと思っていた。

が、大蛇さんはただ単に湫至上主義なだけのいいひとで、非常に残念でした……

いつ本性を現して湫を切り捨てるのか、楽しみにしてたのに。

 

湫と大蛇が融合することで強大な力を得ることが出来、サクラタニ征服さえ可能なんだ! というくだりで、湫が、融合すると大蛇が消滅すると知って動揺するシーンがありますが、融合には乗り気だったのに何でそこで動揺する。

湫は、融合しても自分も大蛇も別個の存在として存続すると思っていたんでしょうか……えらい新しい「融合」ですね……「融合」という二字熟語の意味を超越している。

 

あと、結局のところヤマタノオロチの本体は湫ではなく大蛇だったわけですが、なぜ融合すると湫に吸収統合されるのでしょうか。

逆の方が自然に思えますけど、これは融合術式の使用者である大蛇さんが任意に設定できるということなんでしょうかね。で、湫至上主義のいいひと・大蛇さんは、湫を守ると決めているので自らの消滅も厭わなかったと。

 

このルートにおいても、特殊庁関係者が悪役になるのと、常磐室長無双は健在でした。

まあ今回は、しのちゃんと湫にも落ち度があるので、特殊庁の対応もやむを得ない感じではありますが。

 

それにしても、大蛇はサクラタニ征服のためにどんな計画を立てていたんでしょうか。

融合は最終手段だから、別の手を考えていたんですよね?

 

恋愛面では、湫がチョロすぎ、免疫なさすぎ……まあそれだけに分かりやすかったので、良かったといえば良かったです。

しかし、彼の性格からすると、しのちゃんと仲良くなる過程で大蛇に「よくやった(妖守の懐柔的な意味で)」と言われたとき、もっと己のしていることに疑問を覚えても良かったような気はしますが。

その辺は、サクラタニ征服という夢への思いが、しのちゃんを利用している罪悪感とかそんな雑念を惹起もしないほど、純粋で強かったということなんでしょうかね。

 

恋愛エンドで、湫のしのちゃんへの告白を聞いていた白月と悪虂王からかわれまくり、更に白月にキクツネ地区で言いふらされて、あらゆる妖にからかわれまくる湫が大変面白かったです。

 

 


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