閃の軌跡3　全体感想

1周目（ノーマル）をクリアして、思ったことなどを記しておきます。

キャラクター

素直に良かったです。

リィンは「閃2」ラストからまずまず立ち直って、落ち着きを（基本的には）取り戻してくれてましたし。
新7組の面々も、好感が持てます。そもそも好きなクルト、アッシュは言うに及ばず、当初ツンデレ勘弁と思っていたユウナも、ツンデレしていた理由が分かればさもありなんですし。
ユウナとアルティナは成長が分かりやすくて良かったと思います。
ミュゼは、もうちょっと腹の中さらけ出してもらわないと、何とも言えないですが。でも嫌いではないです。

旧7組は、誰とは言いませんが、どうしても受け付けないキャラがいたので、今回のキャラクター達はそんなことなくて良かったです。

その他味方キャラもあまり嫌いな感じのキャラはいませんでしたね。
敵キャラは敵キャラでいい感じにムカつかせて下さいましたし。

というわけで、キャラクターは全体的に良かったと思います。

バトルシステム

ブレイブオーダーが便利すぎる。
あとブレイクシステムがかなり戦闘を、特にボス戦を簡単にしていると思います。

その他はまあ軌跡シリーズらしいシステムで、良かったと思います。
ここまで「絆」を声高に言っているんだから、コンビクラフト復活させてほしいなあ……とかとか、要望を言ったらキリがありませんが。

そういえば、軌跡シリーズで初めて（多分）魔獣宝箱がありませんでしたね。警告すらない「空」時代のスリル感が若干恋しいです。

戦術オーブメント

「ARCUS2」と書かなかったのは、｢空｣の戦術オーブメントとか「零」「碧」のエニグマと比較しているからです。

属性値加算方式が好きなのは変わらず。
ですが、3作目なので、いい加減クォーツにアーツ封入方式も慣れました。
この直截さが帝国っぽさなのかなとも思います。質実剛健……なのか……？

「閃」の次のシリーズがあるとしたら、属性値加算方式でお願いしたいという思いは不滅ですが……！

絆システム

新7組＆旧7組男性陣＋ミリアムの内容が良かったので、全体的な評価としては「まあまあ良かった」です。

同一時空で旧7組女性陣全員（ミリアム以外）に股掛け可能な点は　マジでやめてほしい　と思いますが。

毎月の絆イベントは、戦闘アリのがあったり、全体ストーリーにちょっと絡んでるのがあったり、従来型の別になくても構わんやつがあったりと、面白いものとそうでもないものの差が大きかったかなと。

もう、「閃」はこのままでしょうがないですけど、次期シリーズ（あれば）はちゃんと全体ストーリーの中で絆を深めてほしいです。

あと、ヒロイン（またはヒーロー）は固定してください。私はハーレムが見たいんじゃない。固定カップル見てニヤニヤしたいんだよう。（別に恋愛要素なくても構いませんが）

ストーリー

学校→演習→学校→演習→……のルーチンではありましたが、「閃」無印の苦痛が嘘のように最後まで楽しくプレイできました。
「閃」無印の半年以上というのが長すぎたんだな、多分。「閃3」は半分程度の4ヶ月でしたから、飽きる前に終われたんだと思います。
あと、「閃」無印より演習（実習）パートの比重が上がってたような気がするので、それもあるのかも知れませんね。

ストーリーの内容についても、主人公達の焦点と私の興味があまり大きく乖離しなかったこともあり、良かったと思います。

ラストについては……軌跡シリーズの鬼引きは「空FC」から慣れておりますので、まあ。
あの最後の最後まで何とかなりそうな雰囲気を醸し出していたところからの最悪への反転は「何が起こった！？」というか……そもそもリィンせんせー達はどうやってあれ阻止するつもりだったのかなーとは思います。

まあ、どうせなら徹底的に落ちた方がいいですよね。這い上がる距離が長ければ長いほど男の子は強く素敵になりますんでね。